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女子に負けた弱小選手が五輪3連覇 野村忠宏氏が高校生に伝えた「魂の言葉」とは

5/23(火) 10:13配信

THE ANSWER

帝京長岡高で講演&指導…初金メダルの裏で起きた“事件”など栄光の秘話を披露

 柔道男子で五輪3連覇した野村忠宏さん(ミキハウス)が22日、新潟・帝京長岡高を訪問。全校生徒に対して講演を行い、中学時代、女子選手に負けてから五輪で3度輝くまでの半生を熱弁し、初の金メダル獲得の舞台裏で“事件”について秘話も披露。講演後には柔道部で特別レッスンを行い、金メダリストの「心得」を注入した。

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 柔道界のレジェンドが体育館の壇上に現れると、生徒たちは一斉に目を輝かせた。大塚製薬が企画し、サッカー、バレーボール、バスケットボール、柔道、テニス、バドミントンを通じて、全国170校の部活生を応援する「ポカリスエット エールキャラバン」の一環として実施。野村さんは「一つの道を歩み続けて学び、感じたことことがある。生き方は違うけど、これからの人生の“気付き”を与えられたら」と、運動部が活発な同校で3歳から始まった柔道人生の秘話を次々と明かした。

「とにかくナメられたくなかった」

 中学から「チャンピオンを目指す」と本気になって名門・天理中の門を叩いたが、当時は140センチ、32キロ。学年でトップクラスの小ささだったという野村少年。体の小ささゆえに「ナメられたくない」という思いは人一倍だったが、初めて出場した市民大会の1回戦で女子に負けたという。「悔しさよりも恥ずかしくて……」。そんな弱小の柔道選手は天理高、天理大に進み、持ち前の反骨心と良き指導者との出会いに導かれ、着実に強くなった。

 そして、大学4年で初めて出場したアトランタ五輪。その決勝で、日本を揺るがす“事件”が起こった。

 直前に行われていた女子48級。「ヤワラちゃん」と呼ばれた田村亮子が敗北を喫した。国民的ヒロインの快挙を見届けようと、日本人が大半を占めていた2万人以上のファンがシーンと静まり返った。信じられないような静寂だったという。しかし、畳の脇で目の当たりにした21歳の野村さんにはハートに火がついた。

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最終更新:5/23(火) 10:13
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