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Fラン大学卒から年収2000万円超へ 大逆転人生のカギは?

5/23(火) 16:00配信

マネーポストWEB

 何やかんやと綺麗事を言っても、今の日本はまだまだ学歴社会。いわゆる「Fランク」と呼ばれる大学を卒業しても、そこから経済的に大きな成功を収めるのはなかなか難しい。ところが、東京都に住む40代の男性・Kさんは、Fラン大学を卒業したにも関わらず、ここ数年、年収が2000万円を切ったことがないという。Kさんはどうやって“勝ち組”にのし上がったのか?

 Kさんはもともと都立高校の出身。その高校は学区内でトップクラスの進学校だが、あまりマジメな生徒ではなかったKさんは、2浪の末、ようやく偏差値が40台半ばの大学に合格した。大学では、特に何も考えずに中国語を専攻。大学時代は映画サークルに入り、映画づくりに没頭した。

 サークル活動にのめり込みすぎたKさんは1年留年し、社会に放り出されたのは25歳の時。「Fラン+2浪+1留」というKさんにまともな就職口などあるはずもなく、そのままフリーター生活に突入したが、半年後に一念発起する。Kさんが振り返る。

「卒業後にバイト先として選んだのは、サークルの先輩がやっている映像制作会社でした。仕事自体は楽しいんですが、とにかく給料が安くて……。昼夜逆転のうえ、ひと月働いて10万ちょっとの給料ではとてもやっていられないと思い、半年で辞めました。そして、『語学ができればなんとかなるだろう』と思い、中国に1年間、語学留学しました」(Kさん。以下「」内同)

 中国では1年間マジメに勉強し、帰国後は就職活動をしたものの、「1年程度の留学経験では評価してもらえなかった」という。仕方なく、もともと働いていた先輩の映像制作会社に舞い戻ったが、2007年に見事に“ワンチャンス”をものにする。

「ある時、大手TV局から『中国の面白映像を編集する』という仕事のオーダーがありました。最近よくある、海外の面白動画を紹介するような番組です。動画を編集して納品すると、映像を確認したTV局のスタッフたちが、『これ、字幕がいるだろ?』『もう間に合わないですよ!』といった会話を始めたんです。そこで、『ボク、中国に留学してたんで、(字幕を)やりましょうか?』と言うと、『ホント!? じゃあやってよ!』ということになり、大いに感謝されたんです」

 それ以来、「編集もできて、中国語もできるヤツがいる」と、Kさんのもとにはバンバン仕事が舞い込むようになり、Kさんは独立を決意。今では10人近くのスタッフを雇い、年商は1億円にも届く勢いだという。Kさんは語る。

「私より中国語ができる人はいくらでもいますし、映像の編集も私より上手い人はいくらでもいるでしょう。けれども、両方できる人はなかなかいません。よく『就職のため』『将来のため』といって、海外に留学して語学習得に励む人がいますが、そういう人にはぜひ『もう1つ“武器”を持て』と言いたいです」

 Kさんによれば、中国モノの映像編集の仕事は増える一方で、「ずっと猛烈な追い風が吹いているようなもの」だとか。ワンチャンスをつかめるか、そもそもそういったチャンスに出会えるかどうかは運次第としか言いようがないが、「語学以外のもう1つ武器を」というアドバイスは、聞いておいて損はなさそうだ。

最終更新:5/23(火) 16:00
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