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ミラン本田に辛口批評を続けた伊メディアも感服 惜別弾を称賛「全ての選手にとってお手本」

5/23(火) 10:10配信

Football ZONE web

ホーム最終戦でFK弾の本田、伊メディア「日本人は再び主人公となった」

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は、現地時間21日に行われたセリエA第37節でホーム最終戦のボローニャ戦で途中出場し、直接FKを決めて今季初ゴールを決めた。3-0の勝利後に今季限りでのミラン退団を明言した日本人アタッカーに対して、イタリア全国紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は、「ホンダ、ミランに別れを告げるゴール。全ての選手にとってお手本」と特集を組んでいる。

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 本田は後半11分にピッチに送り込まれると、積極的にシュートを狙うなど精力的な動きを見せた。すると同28分、ゴール正面23メートルの位置で得たFKのチャンスで、本田が短い助走からゴール右サイドを狙った左足シュートを放つ。スピード十分で鋭く曲がって落ちるとGKミランテの手を弾き飛ばすようにサイドネットに吸い込まれた。

 ゴールが決まるやいなやチームメートから手荒い祝福を受けた本田。この場面にクローズアップし、同紙は「日本人は再び主人公となった」と絶賛。「長い期間にわたって雌伏の時を過ごしたが、栄光の日曜日を過ごした。ボローニャに対してUEFAヨーロッパリーグ(EL)圏内を確保する2-0のゴールをマーク。これが彼の今季初ゴール、そしてサンシーロでのラストゴールとなった」と振り返り、ミランのEL出場権確保へ重要な一撃となったことを記している。

同僚DFも「特別な選手」と別れ惜しむ

 また、本田をベンチにとどまらせ続けたヴィチェンツァ・モンテッラ監督も「彼はチャンピオンとしての役割を果たした。チャンスが与えられた時にミスをしなかった。それは全員にとってのお手本だ」と称賛したことを明記。またDFイニャツィオ・アバーテが「ケイスケはプロフェッショナル、真剣さを兼ね備えた特別な選手だ」とインスタグラムで別れを惜しんだことも伝えている。

 同紙は「アメリカや中国のオファーを避け、欧州でのプレーを希望している。それはバヒド・ハリルホジッチ監督率いる日本代表で2018年のワールドカップを狙うためだ」と、今後の移籍先の展望について記して締めている。

 本田にとってミランでの3年半は厳しい批判にさらされる時期が長く続き、今シーズンに至っては出場機会すら満足に得られない状況に陥った。それでもロッソネロのユニフォームを着用して本拠地サンシーロに立った最後の試合で見せた意地は、辛口批評を続けたイタリアメディアをも感服させる一撃だったのは間違いない。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:5/23(火) 12:23
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