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家計が厳しく結婚式に出席できない。どうすべき?イマドキの冠婚葬祭マナー

5/23(火) 12:10配信

ESSE-online

 昔ながらのマナーが大切とされる「冠婚葬祭」。でも、家計が苦しくて結婚式への参加が厳しかったり、ご無沙汰気味の方が亡くなったことをあとから知ったりするなど、臨機応変な対応も必要とされます。読者からの疑問に、専門家に答えてもらいました。回答してくれたのは、エレガント・マナースクール学院長の平林都さんです。

親しくないのに結婚式に招待され断りたい…イマドキの冠婚葬祭マナーをおさらい

Q:友人から結婚式に招待されました。でも、彼女とは高校を卒業して15年以上会っていません。出席を辞退してもよいものでしょうか?(埼玉県・32歳)

A:「子どもを見てもらう人が見つからない」などと伝え、お断りしてもかまいません

お祝いの言葉を伝えたうえで、「子どもが小さくて手がかかりますが、見てもらえる人がいなくて…」といった理由でお断りしてもかまいません。仕事をしているなら、出張などを理由にしてもよいでしょう。ただし、「体調が悪い」「法事」などの理由を伝えるのはNG。かえって相手にお見舞いを要求しているような印象になります。

Q:夫の残業代が減って、家計が厳しくなっています。こんなときに知り合いの結婚式などがあると、正直、ご祝儀を用意するのが厳しくて…。一般的に言われている額よりも、少なめに包んでもよいものでしょうか?(東京都・40歳)

A:結婚式に出席しないなら、表書きを工夫して金額を減らしても

結婚式に出席する場合、式場、食事、引き出物代などがかかるので、それなりの金額を包みましょう。表書きは「寿」「結婚お祝い」「お祝い」など、奇数の言葉にします。出席しないなら、金額は少なくてかまいません。「よい旅の思い出に」「アルバムの1ページに代えて」など、「新婚旅行のたしに…」という気持ちを伝える表書きもすてきです。

Q:お葬式のとき、お悔やみの言葉に困ってしまいます。「このたびは、ご愁傷さまです」と言うだけでは、形式的でそっけないような気がしますが、ほかになんと言ってよいかわからず、悩みます(静岡県・34歳)

A:「お寂しいことかと存じます」など、相手を気づかう言葉を添えて

「お寂しいことかと存じます」「お力落としのございませんように」「私がこんなに寂しいのですから、お家の方はもっとお寂しいと思います」など、寂しい思いをしている相手を気づかう言葉を、ひと言添えるとよいでしょう。

Q:ご近所の方が亡くなったことを、お葬式のあとで知りました。このような場合、お線香をあげにうかがうべきでしょうか?また、そのタイミングを教えてください(神奈川県・34歳)

A:知らせを聞いてすぐではなく、忌明けや初盆のときにうかがいましょう

家族の方は、お葬式のときは気がはっていますが、そのあとに寂しさがやってくるもの。落ち込んでいるときにうかがうのは迷惑なこともあるので、49日(または35日)の忌が明けてからうかがいましょう。初盆やお彼岸に、お墓参りをするのもよいでしょう。

【平林 都(ひらばやし・みやこ)さん】

エレガント・マナースクール学院長。小さなお店から大企業まで、数多くの接遇研修を担当。年間300件以上の研修をこなす。著書に『平林都の接遇道』(大和書房刊)など。

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最終更新:5/23(火) 12:10
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