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「氷出し」でいつもの緑茶が玉露のように甘くなる!夏に涼しいお茶の飲み方

5/23(火) 21:10配信

ESSE-online

 気温が上がり、喉をうるおすお茶は冷たいほうがありがたい、と思える機会が増えるようになりました。冷茶といえば、お湯で入れた後に冷やす方法が定番ですが、「氷出し」という方法で入れると、驚くほどおいしくなるのをご存知ですか? 専門家に正しい入れ方を教えていただきました。

冷水ポットに茶葉と氷を入れ、室温で4~5時間、または、冷蔵庫でひと晩おくだけ

「そもそも緑茶は、抽出するお湯の温度が高いと最初にカテキンの渋味成分が出ることで、苦くなってしまいます。逆に、お湯の温度が低いとテアニンといううま味のもとになるアミノ酸がよく出て、まろやかで甘味のあるお茶になるんですよ」

 そう教えてくれたのは、お茶の栽培から販売までを手掛ける福本園の店長・福本美智子さん。先に説明したお茶の性質を利用して、水出しするのもおいしいですが「0℃の氷出しをすると、さらにうま味のある、玉露のようなお茶になります」。

 入れ方は簡単。冷水ポットに茶葉と氷を入れ、室温で4~5時間、または、冷蔵庫でひと晩おくだけです。

「時間はかかりますが、氷が溶ける間にじっくり茶葉が開き、お茶のエキスがじんわりと抽出されます。使用した茶葉は、もう一度水出し茶に使ってもOK。すでに茶葉が開いているので抽出にそれほど時間がかかりません。はじめの氷出しより色やうま味は落ちますが、十分おいしさを楽しめます」

 氷出し茶が余ったときは、冷蔵庫に入れ、1日以内に飲みきりましょう。

[使用する茶葉の選び方]

・常用使いしている飲んでいる煎茶でOK。いつものお茶が氷出しこんなにおいしくなる、というのをまず実感して!

・おもてなしには、できれば少しいいお茶を。お客に出すときは氷をひとかけら浮かべれば見た目もよし

[氷出し茶のつくり方]

(1) 冷水ポット(容量500~700ml、茶こしがない方がおすすめ)に茶葉10gを入れ、抽出しやすいように薄く広げる

(2) 冷水ポットがいっぱいになるように、茶葉の上に氷を入れる。氷を浄水器やミネラルウォーターでつくるとよりおいしいお茶になる

(3) そのまま室温に4~5時間おき、氷が溶けたら軽く振ってお茶のエキスを均等にする。振ることできれいな緑色を楽しむことができる

<撮影/林紘輝 取材・文/ESSE編集部>

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最終更新:5/23(火) 21:10
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