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金剛地武志インタビュー「前島は“スパイシー”な役どころです(笑)」

5/24(水) 6:00配信

ザテレビジョン

毎週木曜、日本テレビ系にて放送中のドラマ「恋がヘタでも生きてます」。同ドラマで、ゲーム雑誌の編集長・前島耕一を演じる金剛地武志にインタビューを敢行。役作りの裏話や、共演者とのエピソードなどを語ってもらった。

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――まずは今回、ご自身が演じている「前島耕一」という役柄についてお聞かせください。

ゲーム雑誌の編集者という役柄なんですけど、会社に行ったのは1回、(第2話冒頭の)ワンシーンだけで、その後はずっとバーかクラブで飲んでいるっていう…(笑)。全然仕事をしていない、ただの女好きな男ですね。

――ここまで前島を演じてこられていかがですか?

自分なりに自由に演じることができて、とてもありがたかったです。(この作品が始まる前は)いつもより髪の毛が伸びた状態だったんです。その状態の髪形もちょっと気に入っていましたし。

それで、その髪形のまま衣装合わせにいったんです。その時に「これをくりっくりに巻いて、“失敗パーマ”ってコンセプトはどうですか?」って提案してみたら、「じゃあそれで!」ってその通りになっちゃって、うれしかったです(笑)。

あと、「“マエジ”って呼んで」とか「“マエシマ”って間違えて呼んで」とか、撮影中いろいろ皆さんに仕込んでたんですよ。でも結局、皆さんがそういうのを全然言ってくれなくて定着しなかったんですけどね(笑)。

――今回のオファーがあった時、ドラマのプロデューサーさんやスタッフの方からは、役柄についてどのような説明をされていましたか?

(恋愛ドラマにとっての)スパイスです(笑)。スパイシーな役どころです。番組公式ホームページに人物相関図が上がっていますけど、そことは関係ないです(笑)。恋をするのは若い人たちに任せて、「恋ヘタ」とかじゃなく、「ちょっと変わった人が出てきたな~」ってところですよね。息抜き、箸休め的な役どころです。

――以前ご出演されていた「ケータイ刑事」シリーズなど、これまではかなり真面目な役どころが多かったようにも思いますが、今回は非常に「お調子者のオジサン」という感じで、何か「新境地」といった印象を受けました。役作りの面で、何か意識されたことはありましたか?

(芝居が)固くならないように意識しました。以前の「ケータイ刑事」の鑑識役などは、せりふが説明的だったりしたので、見た目も相まって真面目そうに映る固い役だったと思います。でも実は、中身は面白い役だった(笑)。今回のドラマでも、前島が千尋ちゃんに「何カップ?」って聞くのと大して変わらないんですよね(笑)。

とにかく自由に演じさせてもらえたので、「あれ、これもいいの?」「こんなことしようと思ってるんですけど…あ、それでもいいの?」みたいな、そういう感じでどんどんエスカレートしたというか…(笑)。

監督さんやスタッフの方含め、とても現場の雰囲気が良くて大変やりやすかったですね。自分からアイデアを発信しやすかったですし、それをスタッフの方やキャストの皆さんに受け止めていただけましたし。

――では、どなたかを参考にされたということはなく?

そういうことではないですね。割と自分の地に近い部分もあると思いますね。普通に喋っていますしね。

――前島のキャラクターが強烈な分、金剛地さんの素の部分も気になってしまったのですが、普段の金剛地さんはどのような感じなのでしょうか?

普段は…全然おとなしいですよ。口数は少ないです。喋りませんしテンションは低めです。(役柄と共通する部分は)お調子者であるというか、調子に乗りやすいところはそのままかなって感じです。

役作りを意識しないで、そのまま自由に演じている部分が多かったので…。いわば素の部分がこれですよ。だから、僕の素が前島です(笑)。

実際僕はキャバクラに行くお金はないです(笑)。元々あまりキャバクラに行くタイプではないですし。それよりおいしいものを食べに行く方が好きですね。お酒飲むのは大好きですけど。

――前島はしょっちゅうキャバクラに来ていますが、どこからそんなにお金が出ているんでしょう(笑)。

そうですよね、仕事をしているシーンが一切ないですから(笑)。一晩で20~30万円くらい使ってそうですし。

――第7話以降、前島は千尋が働くキャバクラの「お客さん」として見せ場も増えてきていますが、千尋役の土村芳さんとの共演はいかがでしたか?

前島がせりふの中で「癒やされるわ~」と言うシーンがあるんですが、まさにその通りですね。本当に癒やしの女神ですね。(せりふ回しも)自然で、とても上手だなって思いながら。せりふの声がとてもきれいだなと思っていつも聞いています。

――特に「癒やされた!」というエピソードは何かありましたか?

芳ちゃんは笑い上戸ですね。僕のやることなすことを「楽しい楽しい」って笑ってくれるので、前島が調子づいちゃったところはありますね(笑)。それで前島のキャラクターが形成された部分が大きいかもしれません。本当に乗せ上手な方ですね。

――今回のドラマに登場する女性キャラクターの中で、金剛地さんが「恋してみたい!」と思われたキャラクターはいらっしゃいましたか?

そうだなぁ…。他のキャストの方と会ってないんですよ(笑)。(キャバクラのママ・薫役の)遊井(亮子)さんと芳ちゃんしか会ってないもんな~。遊井さんとは10年ぶりの共演だったので、現場で気がほぐれましたね。まさか(キャバクラの)ママと客という形で再会するとは(笑)。

さっき遊井さんから「10年前に共演した時も変な役だった」っていう話を聞かされて、「そういえばそうだったな」って(笑)。「真面目な役って、実際ほぼやったことないな~」っていう。「真面目ぶってるけど、どこかおかしい」とか、振り返ってみるとそういう役ばかり演じてきたなと思います。

――元々「yes,mama ok?」として音楽活動をされてきた中で、現在のようにバラエティーやドラマに出演されるようになったのはどういった経緯だったのでしょうか?

それまでは「フルタイムミュージシャン」で、どんなに暇でも音楽しかやらなかったんですが、yes,mama ok?のプロモーションビデオを撮っていただいたプロデューサーに認められて、TOKYO MXで放送されていた「テレバイダー」(2001~2002年)のアンカーマンに抜てきされたんです。

それが縁でテレビに出始めたのですが、そこから突然、音楽の仕事をほとんどやらなくなっちゃって(笑)。「テレバイダー」が僕のテレビデビューでしたね。

――振り返ってみて、テレビデビュー作となった「テレバイダー」はいかがでしたか?

その当時は、MCを突然初めてやることになり、訳も分からずただがむしゃらにやっていました。でも振り返ると、面白かったですね~。あの番組は当時話題性があったので、(それによって自分自身も)成長できたので、「うれしいな~、楽しいな~」と思って今日まで続けられたと思います。

――そこから“エアギター”などでバラエティーをにぎわせていくことになりますが、個人的には金剛地さんが元々ミュージシャンだと知っていたこともあり、当時非常に驚きました。エアギターをやりだしたきっかけはどのようなことだったのでしょうか?

元々はテレビ番組の企画として始めたことだったんですが、その企画を私にやらせようと言ったのは、「テレバイダー」からずっと一緒にやってきた作家陣、スタッフ陣でした。

「金剛地を世界大会に挑戦させたら面白いだろう」ということで提案してくれたんです。おかげさまで当時は非常に忙しくさせていただきました。ありがたかったですね。その頃はドラマよりもバラエティーの出演が多い時期もありました。

――最近は再び音楽活動も積極的にされていて、ドラマ、音楽、バラエティーとさまざまな分野で活躍されていますが、これから先どのような活動を思い描いてらっしゃいますか?

今の自分のキャラクターを伸ばして、まだ、あまり映画に出演してないので、映画にも出演したいですね。(役柄については)どんな役でも構いません、今は頂いた仕事を精いっぱい演じて、いずれは悪役をやってみたいと思っています。

私は座右の銘が「ビギナーズラック」なんですが、もうビギナーじゃないって散々言われつつも、まだ売り込み時期だと思っていて。(悪役として)徹底的に悪い印象で売り込んでみたいなと思っています(笑)。

あと、(音楽、ドラマ、バラエティーと)どれも中途半端になっている感があるので。一つずつ、ちゃんとした形にしたいなと思っています。私ももうあと半年で50歳なので、それぞれに突き詰めていきたいですね。

――最後に、前島の今後の見どころを含めて、視聴者の方へのメッセージをお願いします!

恋愛には関係なさそうな、人物相関図にも出てこないような前島という人物が、どんどんクローズアップされていると思います。このままダークホースとして、重要な役割を果たしちゃうんじゃないの???と思って、見ていただけたらと思います(笑)。

――ちょうど9話(6月1日放送)から、千尋とのシーンなど前島の見せ場もたくさんありますからね。

本当に土村さんとのシーンばっかりだったからな~。本当に良く笑ってくれて、癒やされました。おかげで調子に乗っちゃいました(笑)。ありがとうございました!

最終更新:5/24(水) 17:44
ザテレビジョン

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