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日本体育協会が本部移転で「ぼろ儲け」――不透明な計画プロセス(選択出版)

5/24(水) 9:30配信

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 日本体育協会の「ぼろ儲け」計画が進行している。東京五輪・パラリンピックに向けて同協会が保有・入居している岸記念体育会館を、新国立競技場近くへ移転させる計画が進んでいるが、その用地取得方法に疑問符がついている。すでに完成予定まで二年を切っているにもかかわらず、新会館予定地である代々木公園内敷地の所有権の行方がわかっていなかった。「最近になって、予定地は東京都が当初は賃貸するものの最終的には体協に売却することが判明」(情報筋)。都の売却価格は周辺の相場よりも安く、「約二十五億円」(同前)とされる。
 一方で、現在の体育館の跡地については東京都が購入する。この場合、周辺相場を考えると土地の代金だけで少なくとも八十億、多ければ百億円を超える「代金」が体協側に支払われ、さらに移転補償費まで加わる。しかも、新たに手に入れた土地が持つ資産価値は土地相場だけ考えると少なくとも五十億円を超え、五輪に向け高さ制限などが緩和されたことを考えると実際の価値はこれよりも高いとみられている。つまり、体協はなにもせずに「大儲け」を出すことになる。
 しかもこの計画、東京都が再開発計画を公募する以前に都と体協が準備をしていた形跡があるなど、経緯が極めて不透明になっている。
                              選択出版(株)

最終更新:5/24(水) 9:30
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