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土居美咲「超攻撃的テニスは変えない。四大大会でもチャンスあり」

5/24(水) 17:55配信

webスポルティーバ

「チャンスだと思っているんですよ!」

 女子テニスのWTAシングルスツアーに参戦している土居美咲に、初戦敗退が続く今季の結果について訊ねたときのことだ。彼女が発したのが冒頭の言葉なのだが、とても力強く、表情が明るかったのが印象的だった。

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 昨シーズンの土居は輝いていた。全豪オープンでは優勝したアンジェリック・ケルバー(ドイツ)と1回戦で対戦してマッチポイントまで追い詰め、ウインブルドンでは自身初の16強入り。夏には日本代表女子のエースとしてリオ五輪に出場。直後のウエスタン・アンド・サザン・オープンでは3回戦に進出し、ランキングを32位まで上げた。そして、迎えた全米オープンでは初となるグランドスラム大会でのシード権を手にしたのだ。

「去年は本当に大きな経験ができたシーズンでしたね。全豪オープンはマッチポイントまでいきながら負けたのはショックでしたけど、グランドスラムで優勝する力を持った選手に対しても、押し込めたのは自信になりました。

 ウインブルドンは初めて2週目まで勝ち残れた。グランドスラムでの2週目はどれくらい疲労するかは、勝ち進まないと経験できないことですから。それに直前のイーストボーン大会で負けた(カロリーナ・)プリスコバ選手(チェコ)に2回戦で勝つこともできた。負けた相手にやり返せたことも大きかったですね」

 プロ転向8年目で見せた快進撃は、自己最高の30位(2016年10月10日付け)を記録し、最終的に年間ランキングは40位となった。2014年の124位、2015年の54位から着実にステップアップしていく姿は、新たなシーズンでさらなる飛躍を見せてくれるかと周囲を期待させた。

 しかし、2017年シーズンは昨年の目覚ましい活躍が夢だったかのような結果が続いている。2月の台湾オープンこそベスト8に進出したものの、1月から5月中旬のBNLイタリア国際までに出場した全11大会のうち7大会で初戦敗退。故障を抱えているのではという声すら上がるが、土居は笑顔で一蹴する。

「去年の反動が出ているとかではないですね。コンディションはいいし、テニスの調子自体も悪くない。たしかに勝ち星がつかめなくて難しい部分もあるけれど、ひとつ勝てば変わってくると思っています。練習はうまくいっているし、その手応えは感じています」

 なぜ今シーズンは勝ちに恵まれないか、その理由を自己分析してもらった。

「やっぱり、去年からいろんな選手と試合や練習をするようになったことで、土居美咲というプレーヤーがどういう特徴を持っているかを知られたことが影響していますね。対戦相手が私のことを知らないときは、私が主導権を握って積極的に攻撃的なプレーをすることができた。でも、今年は相手が私の武器をわかったうえで戦法や戦略を立ててきている。私も相手がそう出てくるとわかってはいるんですが、それを打破できていないんですよね」

 世界中を転戦するWTAツアーでは選手同士で練習することはめずらしくない。だが、それは互いの手の内を晒し合うことでもある。そのためマリア・シャラポアやビクトリア・アザレンカ、セレーナ・ウィリアムスといった選手たちは、世界中どこの大会にも必ず専属のヒッティングパートナーを同行させている。

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