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ペップ家族がテロ事件の現場に…トゥーレ・ヤヤは多額の寄付を決定

5/24(水) 16:48配信

SOCCER DIGEST Web

モウリーニョは「団結して」EL決勝に挑む。

 現地時間5月22日にマンチェスターで起きた爆弾テロ事件は、ホームタウンとするユナイテッド、シティの両クラブにも大きな影響を与えた。
 
 事件から一夜明けた23日、マンチェスター・Uは本拠地オールド・トラフォードのグッズショップや博物館、カフェ、スタジアムツアーを休業。ヨーロッパリーグ(EL)決勝を翌日に控えるチームは、練習の前に黙祷を行なった。スウェーデンのソルナで行なわれるアヤックスとのEL決勝でも、試合前の黙祷が決まっており、喪章を巻いてプレーする。
 
 指揮官のジョゼ・モウリーニョは、「我々全員が悲しんでおり、犠牲者の皆さまとご遺族のことが頭と心から離れない」と、クラブ公式サイトで悲しみを表わしている。
 
「我々にはやるべき仕事があり、そのためにスウェーデンへ向かう。いつものビッグマッチの前と違い、幸せに出発できないのは残念だ。それはここに来て間もない私でも分かる。マンチェスターの人たちと団結して立ち向かう」
 
 一方、マンチェスター・Cでは、指揮官のジョゼップ・グアルディオラの家族が事件に巻き込まれる恐れがあったことが判明。クラブは公式発表していないが、英国の複数メディアによれば、スペイン人指揮官の妻と2人の娘が、テロのターゲットとなったアリアナ・グランデのコンサートを鑑賞していたという。
 
 家族が無事だったのは不幸中の幸いだが、グアルディオラは自身のツイッターで、「ショックだ。昨夜のことが信じられない」と衝撃を明かしつつ、犠牲者や遺族に追悼の意を表した。
 
 8歳の少女を含む22名もの命が失われた悲劇に誰もが心を痛めるなか、マンチェスター・Cのトゥーレ・ヤヤは、代理人とすぐに行動に出ている。コートジボワール代表MFは犠牲者への寄付を決めたという。
 
 ディミトリ・セルク代理人は、英国メディア『スカイ・スポーツ』で、「8歳の少女が好きな歌手のコンサートに行き、家に帰ることができなかったなんて耐えられない」と語り、トゥーレ・ヤヤの気持ちを明かしている。
 
「ヤヤと私は助けたいと思っている。彼と話し、この凄惨な犯罪の犠牲者を助けるため、5万ポンド(約725万円)ずつ寄付すると決めた」
 
 また、セルク代理人は「犠牲者の方がマンチェスターの人かどうかは関係ない」と、サッカー界の人間は世界中のファンのために動かなければならないと述べた。
 
「我々が幸運にも毎日サッカー界で仕事できるのは、世界中のファンの寛大さのおかげだ。ヤヤはコートジボワール人で、私はロシア出身だ。だが、関係ない。今日は我々サッカー界の人間が犠牲者や遺族を助けるべきだ。私の息子も8歳。(亡くなった少女の)ご両親の今の辛さは想像を絶する」
 
 いちはやく行動することを決めたトゥーレ・ヤヤをはじめ、今後、犠牲者や遺族への支援の輪は広がっていくことだろう。マンチェスターに平穏な生活が戻ることを祈りたい。
 

最終更新:5/24(水) 16:48
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