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苦悩ジョコビッチを動かした「潰えない野心」 全仏連覇へ名手アガシ氏と共闘の理由

5/25(木) 20:00配信

THE ANSWER

不調の世界ランク2位、28日開幕全仏でアガシ氏と急造コンビ結成のワケ、米誌分析

 28日にいよいよ開幕するテニスの全仏オープン。ローラン・ギャロスで、最近の不調から脱却を狙うのは、ディフェンディングチャンピオンの世界ランキング2位、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)だ。今大会から新コーチとして、かつて世界的プレーヤーとして名を馳せたアンドレ・アガシ氏(アメリカ)を招へい。米スポーツ総合誌「スポーツ・イラストレイテッド」は、読者の質問に答える形で、タッグ結成の理由を分析している。

【動画】ATP公式中継サイト「テニスTV」がツイッターで紹介したジョコビッチの「ポケットキャッチ」

 ジョコビッチはATPマスターズ1000のイタリア国際で決勝進出を果たしたが、躍進する20歳のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)に敗れ、復活優勝はならなかった。ただ、結果以上に注目が集まったのは試合後、アガシ氏をコーチに迎え、全仏連覇を目指すと発表したことだった。

 急造タッグ結成について同誌には「奇妙な選択だったように見える」との質問が届き、それに対して「ジョコビッチとアガシともに、お互いをよく知っているとは思わない」と答えている。

 また、ジョコビッチが「我々は一緒に仕事をできることに興奮している。長期的な関与ではなく、パリでの限られた期間になるが、一定期間ともに過ごすことになるし、その後何が起こるか見てほしいと思う」と話したことも伝えている。

なぜ、2人は共闘を選んだのか…「野心はまだ潰えていない」

 では、ジョコビッチがアガシに対して期待しているのか。同誌はこのように分析した。

「ジョコビッチ、おそらくアガシも同様だが、野心はまだ潰えていない。彼はメジャータイトル防衛を果たすために決断した。アガシはサーブのリターンなどで素晴らしいものを持っているのは知られている。また彼は29、30歳のスランプから持ち直す方法も知っているからだろう」

 ジョコビッチは22日に30歳を迎えた。ここ数年はテニス界のNO1の座を欲しいままにしていたが、今年に入ってからは右ひじの負傷などで芳しくない成績が続いており、苦悩を打破するためのアガシ氏とのタッグ結成となったのは間違いない。

 果たして、新旧の名選手が組んだコンビは、ローラン・ギャロスの大舞台でどのような化学変化を起こすのだろうか。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

最終更新:5/25(木) 20:00
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