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これなら朝からバリバリ働ける!話題の豪華夜行バス『ReBoon』に乗ってみた

5/25(木) 7:20配信

@DIME

最近では、豪華夜行バスが東京~大阪間で続々と運行開始している。その中でも既に高い乗車率を誇っているがウイラー・エクスプレス・ジャパンのバス「ReBoon」。全部で18席になっているが、筆者もGW前半戦に東京から大阪まで乗車してみた。通常期であれば片道1万800円で購入できるが、今回はゴールデンウイーク前半の土曜日の乗車ということもあって片道1万4000円であった。

【写真】これなら朝からバリバリ働ける!話題の豪華夜行バス『ReBoon』に乗ってみた

「ReBoon」の始発はJR大崎駅のバスターミナル(23時30分発)で、その後に新宿の「バスタ新宿」を経由(0時10分発)してから大阪方面へ向かうことになる。大崎駅のバスターミナルでは、大阪や名古屋などの夜行バスに加えて、最近では成田空港への格安バス「成田シャトル」も発着しており、小さなバスターミナルという感じだ。大崎駅の発車は夜23時30分。発車10分前くらいにバスが入線して乗車することができた。

筆者は、事前にお披露目回の取材をしていたが、実際に乗車して感じたのが通路の狭さ。3列シートであるが、一人席と二人席になっており通路は1本となっている。今回の「ReBoon」シートは、座席の幅が広い分、通路が狭くなっているということだ。我慢の出来る範囲内ではあるが、体を横にしないと通ることができない状況になっている。荷物は大きなトランクなどは預けることになるが、小さめのバックは座席の下もしくは座席上の収納スペース(高さがないので、入れられる荷物に制限あり)に入れることになるが、大きめの荷物は通路のことを考えても預けておくことが無難だと思った。

自分の座席は「2B」。2列目の二人掛けの通路側。シートの上には、毛布とアイマスクが用意されていた。自分の席に座ってシートの機能を確認する。リクライニングとフットレストは全て電動コントローラーで操作をすることになり、最大156度までリクライニングができる。座席の感覚としては、少し幅の狭い飛行機の国際線シェルフラット型(シートを覆う感じ)のビジネスクラスシートに近いものを感じた。リクライニング角度は国際線のビジネスクラスには及ばないが、夜行高速バスの概念を変えるシートであることは間違いないものであった。

一人だったので、一人掛けの窓側席を取りたかったのだが、筆者も乗車前日の夜に決めたこともあって、予約時点で全て埋まっていた。ウイラーのホームページから予約する場合には座席指定が可能になっているので、自分の好きな席番を選べることができる。筆者はパーキングエリアでトイレに行くことも考慮して、二人掛けの通路側席を指定した。

今回乗車したウイラー・エクスプレス「ReBoon」は、バス車内にトイレはなく、途中のパーキングエリアで済ませる必要があるのだ。乗車当日のお昼頃に改めて予約状況をチェックすると、次に埋まったのが二人掛けの通路側だった。この日は最終的に乗車直前に満席になったが、最後に埋まったのが二人掛けの窓側だった。埋まっていく順番としては、一人掛けの窓側→二人掛けの通路側→二人掛けの窓側という傾向にあるようだ。16席のうち、大崎駅での乗車は3名で、残りの13名はバスタ新宿からの乗車であった。

シート以外の機能としては、ドリンクホルダーが座席横にあり、個人用の照明のスイッチもあった。更に電源コンセントがあるのでスマートフォンのバッテリーを気にしなくていいのはありがたい。スマートフォンは、カーテンが閉まっている車内において現在地を確認する唯一の手段となるので個人的には重要だった。また大型テーブルもあるが、夜行バスということもありノートパソコンも使わないので、あまり使用用途はないと思っていた。しかし、周りを見ると車内で遅い夕食を食べている人や晩酌している人などが使っていた。

新宿駅「バスタ新宿」を発車してから、アナウンスが流れて途中の休憩場所や諸注意などがあった。途中、海老名サービスエリア(神奈川県)、清水サービスエリア(静岡県)、岡崎パーキングエリア(愛知県)、草津パーキングエリア(滋賀県)に停車してトイレや買い物などにいくことができるとのことだった。途中の清水サービスエリアで運転手が交代することもアナウンスされた。そしてアナウンスの10分後に消灯するということであったが、実際に10分後に消灯となった。

バスタ新宿を発車したのが0時10分。約45分で海老名パーキングエリアに停車して早速15分程度の休憩。急いでバスに乗って飲み物などが買い物できなかった場合でも海老名で買える時間があるのはありがたかった。頑張ればサービスエリア内の吉野家の牛丼を食べることも不可能ではない。海老名サービスエリアを深夜1時15分に出発したところでほとんどの乗客が睡眠に入る。私もリクライニング角度を最大にしてフットレストを上げて睡眠状態に入った。

寝ている間に新東名の清水パーキングエリアに停車して乗務員の交代を終え、次の休憩場所は愛知県の岡崎サービスエリアであった。朝4時40分頃だった。少し薄暗いが日の出までもう少しといった感じだ。ここでも5~6人はバスから一旦降りてトイレなどを済ませていた。更に2時間弱走ったのち、滋賀県の草津パーキングエリアに入った。ここが最後の休憩となる。大阪まであと70キロという表示も出ていた。ここではコンビニで朝食を買っている人も何人かいた。筆者もパーキングエリアで休憩している以外は睡眠していたが、朝になってスマートフォンでメールをチェックしたり、大阪のグルメスポットをネットで調べていたが、このバスの魅力としては真っ暗でもスマートフォンの光が漏れないことである。周りを気にせずにメールやLINE、ネットサーフィンをすることができた。プライバシーも保たれている点も大きく評価ができる。

そうこうしているうちに定刻よりも30分ほど早い朝8時過ぎに大阪駅のウイラーバスターミナルに到着となった。途中、4回の休憩のうち3回起きてしまったが、それでも今までにない疲れがあまり残らない移動であった。走行中はかなり深く眠ることができていたようだ。梅田のウエスティンホテルがあるスカイビル近くで、大阪駅まで歩いて7~8分の距離。ぐっすり眠れたので朝から全快で動くことができた。

今回は新幹線とほぼ変わらない1万4000円だったが、通常時の1万800円であれば新幹線よりも安く、体の疲労度を考えるとコストパフォーマンスは決して悪くないと思った。東京~大阪間では片道1500円といった格安バスもあるが、快適なバス移動をしたい人には間違いなくおすすめできる高級夜行バスであった。欲を言えば、トイレがあると飲み会後にそのまま乗車する時などはもっと安心できるところであるが、休憩箇所が多い分、特段問題はなかった。飛行機や新幹線を中心に利用している筆者もまた乗ってみたいと思うバスであった。

取材・文/鳥海高太朗

@DIME編集部

最終更新:5/25(木) 7:20
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