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リーダーは意図して「小さな勝利」をつくりだす

5/26(金) 10:20配信

コーチ・エィ

ハーバード大学のテラサ・アマビール教授は、
ビジネスパーソン238人を対象に
その日の感情と仕事の進捗を7段階で評価する
日記をつけてもらいました。

最短で3か月、長くて1年間のデータです。


結果は、全般的に気分が良くなればなるほど
創造性は上昇し、生産性も高まります。

そして、不機嫌な気分の日に比べ、
気分が良い日には、創造的なアィデアが生まれる可能性が
50%ほど高まると報告しています。

人の気分を良くするものは何か?

では、どんなことが、人の気分を良くしていったのでしょうか。

その要因は大きく3つに分かれます。

一つ目は、仕事で必要な支援を受けること。
二つ目は、褒められる、激励を受けるなどの経験を持つこと。
三つ目は、仕事上で小さな成功を得ることでした。


ここで注目したいのは、
最も気分が良くなることに効果があったのは、
褒められることや支援を受けることよりも、
「小さな成功を得ること」でした。


報告では、小さな成功を体験した人の76%の人が
最も気分が良くなり、
それに比して、支援を受けることは45%、
褒められることは25%にとどまっていました。


すなわち、人は小さな成功体験を得れば得るほど、
「生産性」や「創造性」が高まる可能性が高いということです。

小さな成功体験は、脳内にドーパミンという報酬物質を放出し、
喜びをもたらします。

それが、困難な状況でも、やる気を引き出す原動力にもなります。

管理職の5%しか意識がない

それにも関わらず、管理職700名に対するある調査では、
小さな成功を体験できる支援が
メンバーを動機づける大切な関わりであることを意識していた管理職は、
約5%程度だという報告があります。


私たちはつい、長期的な目標の達成や大きなブレークスルーを求めるあまり、
その通過点である、小さな成功体験をないがしろにしてしまうことがあります。


だとしたら、現代のように、何が正解かわかりにくく、
大きな成功にはいくつもの困難が伴うような経営状況下では、
リーダーが、意識してメンバーから小さな成功を引き出すことが、
組織の「生産性」や「創造性」を高めるひとつの方法といえます。

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最終更新:5/26(金) 10:20
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