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重要なのは規模?:スナチャよりもインスタを選ぶ広告主たち

5/26(金) 7:10配信

DIGIDAY[日本版]

インスタグラムがSnapchat(スナップチャット)の模倣に走っている。痛手を受けているのは、もちろんSnapchatだ。

インスタグラムのストーリー(Stories)機能がリリースされて、すでに8カ月。広告配信が可能になってから、まだ1カ月弱だが、すでにインスタグラムストーリーはSnapchatを超えた。

インスタグラムストーリーはデイリーアクティブユーザー数(以下、DAU)でSnapchatを上回っているだけでなく(インスタグラムストーリーのDAUは2億人。それに対してSnapchatは、同社が発表した最新の数字によると1億5800万人)、そこに費やされる広告費も右肩上がりに伸びている。エージェンシーには活気ある場所へと流される習性があり、正しいか間違っているかはともかく、インスタグラムが躍進をつづける一方で、Snapchatをめぐるかつての熱狂は弱まりつつあるというのが一般的な捉え方だ。

明暗を分ける2社の状況

「我々のクライアントの多くがSnapchatの優先順位を下げつつある」と語るのは、KBS傘下のソーシャルメディア企業、アテンション(Attention)でプレジデントを務めるトム・ブオンテンポ氏だ。広告主の具体的な名前こそ挙がらなかったが、アテンションの顧客には独自動車大手のBMWやアイスクリームフランチャイズのカーベル(Carvel)、ヘルスケア企業のノバルティス(Novartis)、音楽ストリーミングサービスを手がけるSpotify(スポティファイ)などがいる。「インスタグラムがSnapchatに照準に合わせていることは周知の事実だ」。

インスタグラムストーリーを使用すると、Snapchatと同じく、自動で消える動画を複数作成し、それらをつなげて24時間公開できる。ブランドは、オーガニックコンテンツの投稿と広告配信の両方に、インスタグラムストーリーをますます活用するようになってきている。インスタグラムがもつ純然たるリーチと、ターゲティング/リターゲティング能力、担当者との対話で築かれる関係性という組み合わせによって、インスタグラムストーリーはブランドにとって魅力的な選択肢になった。

一方、Snapchatにとってはこの数カ月、成長が懸念材料となっている。インスタグラムストーリーの急激な台頭と時を同じくして、Snapchatの成長が落ち込みを見せているのだ。TechCrunch(テッククランチ)によると、インスタグラムストーリーが2016年8月にリリースされて以来、Snapchatは平均DAUの伸びが82%も低下したという。

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