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全仏へ見えた光― 錦織、死闘4強で掴んだ自信「こういう試合勝てたことは重要」

5/26(金) 11:20配信

THE ANSWER

復調の錦織、3度のマッチポイントを凌いで逆転準決「自分にとってすごく大きい」

 男子テニスのジュネーブ・オープンは25日、準々決勝が行われ、世界ランキング9位の錦織圭(日清食品)が同62位のケビン・アンダーソン(南アフリカ)戦でフルセットの死闘の末に2-6、6-4、7-6で4強進出。驚異の粘りでポイントを奪ったバックハンドが「グレートショット」とATP公式中継サイト「テニスTV」が動画付きで称賛するなど、再三のピンチを跳ね返して逆転勝ちした。

【動画】驚異の粘り…「テニスTV」が「グレートショット」と称賛した錦織のバックハンド

 復調気配の錦織は「こういった試合で勝てたことは重要」と相手のマッチポイントを3度も凌いだ逆転劇に自信を浮かべている。ATPワールドツアー公式サイトが報じた。

 激闘だった。何度も崖っぷちに追い込まれながら、錦織は2時間29分に及んだ死闘を制した。

 試合後、手にした白星の価値の大きさを示すように、錦織はこう語ったという。

「ここまで相手にマッチポイントを迎えられた挙句、勝った試合はそこまで多くない。自分にとってすごく大きい」

 第1セットをいきなり奪われた錦織は第3セットでも追い詰められ、ゲームカウントも一時は2-4とリードされた。アンダーソンが手にした3度のマッチポイントを凌ぎ、4強進出を手にした。

右手首痛から全仏前にジュネーブ緊急参戦…1年3か月ぶりの今季初タイトルなるか

 今季、錦織は故障との戦いだった。

 4月のバルセロナ・オープンを右手首の痛みで欠場。今月のマドリード・オープンでも再発し、準々決勝の同2位ノバク・ジョコビッチ(セルビア)戦を棄権した。その後、BNLイタリア国際では復調気配を感じさせながらも、3回戦のフアンマルティン・デルポトロ(アルゼンチン)戦で敗戦。全仏オープンにそのまま臨む予定だったが、急きょジュネーブ・オープンへの参戦を決めていた。

 緊急出場したスイスの地で、充実したプレーを見せている。

「彼の方が多くのチャンスがあった。終盤に僕のサービスが少し良くなった。こういった試合で勝てたことは重要だ」

 絶体絶命の劣勢を跳ね返したことを糧とし、準決勝では世界ランク33位のミーシャ・ズベレフ(ドイツ)と対戦。2016年2月のメンフィス・オープン以来の今季初タイトルをかけて戦う。

 一戦ごとに復調ぶりを示している錦織。全仏を前に光は差しつつあるようだ。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

最終更新:5/26(金) 13:29
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