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シャンパーニュから六本木に、フィリップ・ミルがやってきた!

5/26(金) 18:01配信

Casa BRUTUS.com

フランス・シャンパーニュ地方のミシュラン2ツ星レストラン〈レ・クレイエール〉総料理長、フィリップ・ミルが手がける〈六本木テラス フィリップ・ミル〉が東京ミッドタウンにオープンした。

ミシュラン2ツ星レストラン〈レ・クレイエール〉が店を構えるのは、フランス・シャンパーニュ地方でもクリュッグやヴーヴ・クリコなど名門ドメーヌが揃うシャンパーニュの本場、ランス。総料理長であるフィリップ・ミルは国家最優秀職人賞(M.O.F.)を38歳という若さで受賞した実力派。M.O.F.といえば、アルチザン大国、フランスが誇る人間国宝のような存在である。

そんな実力派シェフが手がける、こちらのコンセプトはずばり「フレンチを味わうための、優雅なシャンパーニュサロン」だ。

シャンパーニュのリストには力を入れており、大手メゾンはもちろん、小規模なレコルタン・マニュピュランまで約100種類ものシャンパーニュを揃えている。グラスでの提供は月替りで6種類。1品は必ず、プレステージのシャンパーニュをエントリー。ちなみに4月はジョセフ・ペリエ「キュヴェ・ジョセフィーヌ2004」を4,000円で。ほか、料理に合わせたデギュスタシオンの用意もある。

料理はすべてシャンパーニュに合うよう、緻密に計算されたものばかり。シェフが、日本の素材を使って表現する絵画のように美しい皿の数々は、素材の輝きを放ちつつも軽やかだ。

赤や緑、紫など、色とりどりの大根やビーツの色味を鮮やかに引き出し、本来の味を凝縮した一品には野菜同様、ミネラル感の強い泡を。ブルターニュの生まれというシェフのスペシャリテ、オマール海老の料理には、やさしいタッチのブラン・ド・ノワールがお似合いだ。

シャンパーニュのムースにレモンのソルベやレモンシロップに漬け込んだグレープフルーツ、日向夏、リンゴなどを合わせた「レモン尽くしのデセール 爽やかなバジルの香りと共に」にも当然、泡がよく合う。柑橘類やハーブなど、シャンパーニュと合わせやすい要素がたくさん詰まっている。

料理のソースやデザートに使う素材として。もちろん、そのお供として。ブドウ品種や産地、ブレンドの配合や寝かせる期間で風味も喉越しも見事に異なるシャンパーニュ。ひと言ではくくれない、高貴な泡の魅力と出会える一軒だ。

〈ROPPONGI TERRACE by Philippe Mille(六本木テラス フィリップ・ミル)〉

東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガーデンテラス4F TEL 03 5413 3282。11時~14時LO、17時30分~21時LO。無休。コースは昼3,500~、夜8,000円~。アラカルトあり。ベジタブルメニュー4,500円は基本ランチタイムの提供となるが、夜の提供は応相談。シャンパーニュはグラス1,600円~、ボトル11,000円~、デギュスタシオン3グラス4,500円~。

photo_Kaoko Aoki text_Taeko Terao editor_Rie Nishikawa

最終更新:5/26(金) 18:01
Casa BRUTUS.com