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ロジャー・ムーアが演じたボンドの歴史に残る「名ガジェット」7選

5/26(金) 18:30配信

WIRED.jp

過去7作の「007」シリーズでジェームズ・ボンド役を演じた俳優、ロジャー・ムーアが89歳で亡くなった。3代目のボンドとしてシリーズの人気を牽引したムーアの功績を、彼が劇中で駆使した数々のガジェットを通して振り返る。

ジェームズ・ボンドがアストン・マーティンに乗り換えた理由

ジェームズ・ボンドといえば、彼が愛飲するカクテルのヴェスパー・マティーニが有名である。そして忘れてはならないのが、常に最新のガジェットを身に付けていることだ。

映画『007』シリーズで英秘密情報部(MI6)は、ボンドに常に最新鋭のクルマや腕時計、武器をつかわせていた。そんなボンドの人気を牽引したのが、1973年から85年まで、7つの作品を通じてボンド役を演じたロジャー・ムーアである。2017年5月23日に89歳で亡くなった彼の過去の“任務”を称えるために、ムーアが劇中でつかっていたガジェットの数々を振り返りたい。

『007 私を愛したスパイ』で運転した(そして潜水もした)「ロータス・ エスプリ」から、『007 オクトパシー』で彼が身に着けた腕時計「セイコー デジボーグ G757」(これはApple Watchの先駆けともいえる)まで、『WIRED』US版のスタッフが選んだ7つを紹介する。

ロレックス・サブマリーナー|『007 死ぬのは奴らだ』(1973年)

この変化の激しい世界の中で、ムーアが演じたボンドは常に最新の人命救助のツールを探し求めていた。70年代初期にヒットしたこの作品では、極めて印象的なガジェットが登場した。それが、腕時計「ロレックス・サブマリーナー」である。回転ベゼルがロープを切断する携帯用丸鋸になり、さらには携帯用の磁界発生装置(電磁石)の役割も果たした。なかでも電磁石の機能は、ボンドがミス・カルーソが着たドレスを脱がそうとした際に“活躍”した。

偽の乳首|『007 黄金銃を持つ男』(1974年)

この作品では、銃器のプロであるラザーが黄金の弾丸が詰まったシガレットボックスをもっていたり、世界のエネルギー危機を救う太陽光エネルギー変換装置「ソレックス・アジテーター」が登場したりした。だが、最も素晴らしいガジェットは、ボンドの胸にうまく付けられた偽の乳首だ。これを身に付けることでボンドは、乳首が3つある殺し屋のフランシスコ・スカラマンガ(クリストファー・リー)になりすまし、犯罪組織のボスであるハイ・ファットの屋敷に潜入した。クールではあるが、とてつもなく奇妙な装備である。

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最終更新:5/26(金) 18:30
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