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子どもの敏感さに困ったら…HSC(敏感すぎる子)との向き合い方

5/26(金) 11:00配信

ダ・ヴィンチニュース

 児童精神科医が「HSC」との関わり方を解説したWEB連載「子どもの敏感さに困ったら」が、2017年5月22日(月)から誠文堂新光社の無料WEBマガジン「よみもの.com」でスタートした。

 すぐにびっくりする、たくさんのことを質問する、服がぬれたり砂がついたりすると着替えたがる…。それは5人に1人が持つ敏感気質(HSP/HSC)のせいかもしれない。なぜ敏感で、脳ではどんなことが起こっているのか。敏感な子にはどうやって接したらいいのか? 同連載では、HSPの第一人者である精神科医・児童精神科医の長沼睦雄医師がHSP/HSCをやさしく解説していく。

 5月19日の「NHK NEWS WEB」の記事「“敏感すぎる”に共感広がる」で話題になった“HSP=Highly Sensitive Person(敏感すぎる人)”。アメリカの心理学者、エイレン・N・アーロンが1996年に提唱した、全世界で広まりつつある概念だ。子どものHSPについては、“HSC=Highly Sensitive Child(敏感すぎる子ども)”という。

 大人や周囲の子どもたちから「ちょっと変わってる」と思われている、あるいはそれを隠そうとして「いい子」を演じている子どももいる。しかしその敏感さは、その子が弱いのでもなければわがままなのでもなく、生まれ持った気質なのだ。

 HSCの子どもたちは、理解のない大人や仲間から「扱いにくい」「育てにくい」と煙たがれることも多い。敏感な子は、五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)だけでなく、人の心に対しても敏感だという。周囲の大人や仲間たちのマイナス感情は、まだ自我の弱い鋭敏な子どもたちの心の中にどんどん入り込み、「自分は面倒な子、ダメな子」と自らを否定し続け、やがて問題をかかえた「生きづらい大人」として成長してしまう。そして、不安障害や愛着障害、解離性障害など精神疾患を併発してしまうことも。

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