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ロクシタンの日本未上陸スパも! マカオで進化中の豪華ホテルスパ3選

5/26(金) 12:01配信

CREA WEB

ゴージャス、日本未上陸、アジア初……マカオの注目スパ

 マカオでは、21世紀に入って以降、国際的な高級ホテルが相次ぎ進出しており、その多くが趣向を凝らしたスパ施設を備えています。カジノのイメージが強いマカオですが、豪華スパの競演も見逃せません。

 今回、数あるスパ施設のなかから、日本人観光客にとって注目すべき特徴をもった3つの施設についてレポートしたいと思います。

■#01 王族気分を味わえる
マカオ最大規模のゴージャススパ
「ザ・スパ」@ウィン・パレス

 2016年8月、コタイ地区にオープンした大型IR(統合型リゾート)「ウィン・パレス」。その名の通り、宮殿をイメージした豪華絢爛なリゾートに仕上がっています。こちらの客室数は1700室と、マカオの大型IRのなかでは一般的といえる規模ですが、スパ施設に限れば、マカオ最大となる4497平米の広さを誇ります。

 カジノ付きの大型IRですが、スパ施設は喧騒とは無縁の落ち着いた雰囲気が漂うリゾート3階に位置しています。

 入口はガラスの扉になっており、中国の伝統的な宮殿をイメージしたという、正面に大きなクジャク、左右に狛犬が並ぶ一直線に伸びる廊下が印象的です。

 廊下の左右両翼に男女別の共用スパゾーンが広がっています。入口から廊下を見ただけでは、施設の大きさを実感することができなかったのですが、スタッフに案内され、スパゾーンに入ると、その規模に驚かされました。最初にロッカールーム、その先に大きなソファとテーブルを配したラウンジ、さらにその奥にプールといってもいい巨大なジャグジーにスチームサウナ、ウォーターエアベッド、シャワーブースなどの水回りを集めたスペースが続きます。

 ここでは、フレッシュフルーツジュースやナッツなどのスナックが提供されるほか、レッドLEDマスクと呼ばれるフェイスケアマシンを自由に利用することもできます。1日15分の使用でコラーゲンを生成し、美肌効果が得られるとのことなので、ソファに寝転びながら試してみてはいかがでしょうか。

 共用スパゾーンは施術の前後に自由に利用することができます。もちろん、料金は施術料金に含まれています。ガウンのレンタルもあり、水着を持参すれば、ホテルゲスト用の屋外温水プールを利用することができるのも嬉しいところ。施術の予約時間より早めに到着し、存分にファシリティを満喫するのをおすすめします。

 施術は22室ある個室タイプのトリートメントルームで行われます。プライバシーを重視したいという方のためには、施術室のほか、ジャグジー、サウナ、トイレさらに、独立したプライベートのウォーターセラピーゾーンも備えたVIPトリートメントスイートが用意されています。

 今回、筆者は男性向けというシグニチャーパッケージメニューの「エンペラー(皇帝)」を体験してきました。ホットストーンを使ったボディマッサージ、頭皮と脚のマッサージ、フェイスケアとネイルケアがセットになったもので、価格は120分で3,200パタカ(約45,000円*)。女性向けには180分 4,300パタカ(約60,500円*)の「エンプレス(女帝)」コースがありますが、いずれも性別に関係なく選択可能とのこと。

「エンペラー」の場合、マッサージとフェイス・ネイルケアをそれぞれ担当する2名のセラピストが付きます。ホットストーンは熱すぎず、適度な温度に保たれており、じわじわと体内に染み入る感じで、全身の緊張感がほぐれ、完全にリラックスした状態に。

 フェイスケアは、トニックを使った顔の引き締めを図るものでした。マニキュアとペディキュアで爪もピカピカに仕上げてもらい、贅沢な気分に浸ることができました。なお、セラピストとのコミュニケーションは、簡単な英語のやり取りで大丈夫です。

 こちらの施設では、マッサージやスキンケア単体のメニューも10種類以上用意されており、価格設定も60分 1,000パタカ(約14,100円)程度のものが多く、お手頃となっています。オープン間もないとあって設備も真新しく、共用のスパファシリティを利用できることも考慮すると、大変コストパフォーマンスが良いといえるでしょう。ちなみに、スパアメニティは英国王室御用達の「モルトンブラウン」でした。

The Spa at Wynn Palace(ザ・スパ・アット・ウィン・パレス)
所在地 澳門路氹體育館大馬路 永利皇宮3樓
営業時間 9:00~22:30
定休日 無休
電話番号 8889-8889
http://www.wynnpalace.com/jp/amenities-n-spas/spa

■#02 日本未上陸のエスプリ香るおしゃれスパ
「ソー・スパ・ウィズ・ロクシタン」
@ソフィテルマカオ・アット・ポンテ16

 南仏プロヴァンス発祥のナチュラル系コスメティックブランドとして人気の「ロクシタン」。同社がプロデュースするスパ施設が存在するのをご存じでしょうか? 

 目下、ロクシタンスパは、アジアを中心に複数展開しており、そのうちのひとつ、「ソー・スパ・ウィズ・ロクシタン」がフランス系リゾートホテル「ソフィテルマカオ・アット・ポンテ16」内にあります。なお、ロクシタンスパは現時点で日本未上陸です。ソフィテルマカオの広報担当によれば、スパの顧客に占める日本人観光客の割合は非常に高いとのこと。

 ソー・スパ・ウィズ・ロクシタンはホテル6階の最も奥に位置しています。トリートメントルームは6室(シングル4室、デュオ2室)で、いずれもプライベートシャワーと着替え室付き。デュオタイプのトリートメントルームにはプライベートジャグジーとトイレも備えられており、夫婦やカップルに人気だそう。このほか、シャンパーニュネイルバーというネイル専用コーナーも併設しています。

 ロクシタンスパでは、自然由来の原料を用いたコスメティックプロダクツと伝統的なセラピーの融合をコンセプトに掲げています。今回、筆者はシグニチャーというバリスタイルの「バリニーズ・ゲートウェイ・パッケージ」90分 1,150パタカ(約16,200円*)を体験してきました。

 受付を済ませた後、ソーシャライジングパティオと呼ばれる待合室でカウンセリングシートへの記入を行い、気分に応じて個室内のアロマとBGMの種類を選択。その後、個室に移動し、シャワーを浴びて施術がスタートします。

 なお、シグネチャーメニューの全身マッサージ、フェイシャルはいずれも月~木曜日が60分 750パタカ(約10,600円*)、金・土・日曜及び祝日が850パタカ(約12,000円*)とアフォーダブルな価格設定となっています。

 ロクシタンスパはバリ島にも展開しており、本場で経験を積んだセラピストがマカオに来ているとのこと。施術の内容は、ソフトタッチの指圧が中心で、リンパ系を刺激し、血液の循環を促進することで、心をリラックスした状態に戻してくれるというもの。セラピストとのコミュニケーションは、簡単な英語でOKです。施術終了後、ソーシャライジングパティオで体の芯から温まるジンジャーティーがいただけます。

 施設の面積は620平米とこぢんまりとしたサイズですが、施術の前後に利用できる共用施設の充実ぶりは特筆すべきものとなっています。

 スパゾーンは、ロッカールーム、ジャグジー、シャワー、サウナのほか、マカオでは珍しいハマムと呼ばれる中東式のウォータースチームバスを備えています。また、ディープリラクゼーションルームと呼ばれるパーソナル音響システム付きリラクゼーションベッドを配したヒーリングルームがあり、施術後に時間の許す限りゆっくりと横になって休憩することができます。仮眠にもぴったりです。

 オープンして10年ほどが経過する施設ですが、施設内は適宜リノベーションされ、真新しい状態をキープしているのも好印象でした。

 スパ利用者は施設内で取り扱っているロクシタン商品が10%オフで購入できるという耳寄りな情報もあります。

 ソフィテルマカオといえば、世界遺産が密集するマカオ旧市街地エリアから近い立地にあることでも知られます。パブリックエリアのバスルームでもロクシタン製品を使用しており、世界遺産めぐりの途中に立ち寄ってみるのもいいでしょう。

So SPA with L'OCCITANE
(ソー・スパ・ウィズ・ロクシタン)
所在地 澳門巴素打爾古街 澳門十六浦索菲特酒店6樓
営業時間 10:00~23:00
定休日 無休
電話番号 8861-7801
http://www.sofitelmacau.com/spa-fitness/so-spa-with-loccitane/

■#03 ソルト・ストーンマッサージって? 
「ボダイ・スパ」
@コンラッド・マカオ・コタイ・セントラル

 世界各国のコンラッドのなかで唯一「フォーブス・トラベルガイド」で5ツ星評価を獲得しているのがコタイ地区の大型IR「サンズ・コタイ・セントラル」内にある「コンラッド・マカオ・コタイ・セントラル」です。

 ホテル3階に、オリジナルスパブランドの「ボダイ・スパ」を併設しています。名称の由来は仏教用語の「菩提」で、パーソナライズされた各種施術を通じて心と身体、魂のバランスを整え、覚醒と悟りを呼び覚ますことをコンセプトにしているとのこと。ボダイ・スパについても、フォーブス・トラベルガイドで4ツ星評価となっています。

 トリートメントルームはシングルとカップルの2タイプの個室が合計10室。いずれもゆったりとした広さで、トリートメントルームにプライベートジャグジー、シャワーを備えており、完全にプライベートが保たれます。個室のほか、ソファが並ぶフットマッサージルームとヘアサロンを併設しています。なお、共用スパ設備はありませんが、4階のヘルスクラブにあるサウナやスイミングプールといった施設を施術当日に限り半額で利用できるとのこと。(宿泊者は無料)

 メニューは全身マッサージとフェイシャルのパッケージプランのほか、各種フェイシャル、中国、タイ、スウェーデン、バリ、アーユルベーダといった各国の伝統マッサージ、フットマッサージ、ボディラップ、脱毛、ネイルケアまでラインナップがとにかく豊富に揃うのが特徴。男性向けのメニューも充実しています。

 また、2017年6月から、84種類ものミネラル成分を含むというヒマラヤ産のピンク・ソルトを使った伝統ホットストーンマッサージをラインナップに加えるとのこと。

 ヒマラヤ産ソルトを使ったスパ製品及びサービスで知られるブランド「ソルタビリティ」創始者のアン・ブラウン氏が開発したマッサージで、これがアジア初デビューだそう。2016年に米国の美容雑誌で最新トレンドとして紹介されたばかりのメニューとあって、いち早く試してみたいもの。

 ちなみに、価格は月~木曜が75分 1,350パタカ(約19,000円**)、金・土・日曜・祝日が1,450パタカ(約20,500円**)の予定。

 ちなみに、スパアメニティは英国を代表するアロマブランドの「アロマセラピーアソシエイツ」とタラソテラピーのトップブランドとして知られる「タルゴ」の製品を使用しているとのこと。

Bodhi Spa(ボダイ・スパ)
所在地 澳門金沙城中心康莱徳酒店3樓
営業時間 12:00~翌1:00(土・日・月・祝 10:00~)
電話番号 8113-6188
https://www.sandscotaicentral.com/hotel-activities/conrad-macao/bodhi-spa.html

* 価格にサービス料10%、税金5%が付加されます。
** 価格に税金5%が付加されます。
※価格は取材時(2017年4月中旬)のものです。

勝部悠人(かつべ ゆうじん)
大学時代にポルトガル語を専攻。大学卒業後、日本の出版社に入社し、旅行・レジャー分野を中心にムック本の編集を担当したほか、香港・マカオ駐在を経験。2012年にマカオで独立起業し、邦字ニュースメディア「マカオ新聞」を立ち上げ、現地最新トピックを日本市場に向け毎日発信している。
マカオ新聞 http://www.macaushimbun.com/

勝部悠人

最終更新:5/26(金) 12:01
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