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するとしないとでは大違い! 本気で「化粧直し」を考える CREA 2017年6月号

5/26(金) 12:01配信

CREA WEB

むしろ化粧直しするほどに完成度が高まるお直し新時代

 化粧直しをする人の割合は約6割。意外に少ない。もちろん今、メイクコスメの化粧もちが劇的に良くなっていて、だから化粧直しがいらなくなったという側面もなくはないはずだが、化粧もちがどうなろうと、直す人は直すし、直さない人は直さない、そういうものだと思うのだ。

 それもきっと、化粧直しの本当の効果を知らないから。多くの人が、化粧直しを誤解している。するとしないでは大違いであることを、もう一度認識し直すべきなのだ。いやもっと言うなら、化粧直しの意味が今変わりつつある。昔は、化粧直しするほどやっぱり厚塗りになって、一からやり直したほうがいいほどだったけど、次世代の化粧直しは、するほどにキレイになり、しなければ損という流れになっている。

 例えば、イプサのラッシュリタッチャーなるマスカラは、お直し専用。午後になってカールが落ちてきたり、ツヤがなくなったり、パサパサになってきたまつ毛を朝の塗りたて以上に鮮やかに復活さしてくれるのだ。半透明のブルーのマスカラ液は、ボテつくことなくマスカラをさらに深みのある黒に仕上げてくれる。

 ダブルサイドコーム型ブラシがボテついたまつ毛をも1本1本さばきながら、高いカール効果のラッシュスタイリング成分やツヤコーティングオイルを行き渡らせ、見事なまつ毛にお直し。だれも予想しなかった独創的なアイテムに、なるほどその手があったのかと膝を打つ思い。それも、ちょうどいい乾き具合のマスカラに、午後の化粧直しが思いがけない長さとカールをもたらしてくれる。つまりこれは、化粧直しでないと生まれない完成度。そういう化粧直しだけのマジックを知ってほしいのだ。

化粧直しのネガティブを全て解決!“お直し専用コスメ”が誕生

 作ってくれたのはイミュだから、中身は保証付き。その上で、限界まで小さく軽くしたパウダーファンデーションはちゃんと鏡付き。口紅やコンシーラーも小指ほど。アイシャドウやチークも、付け足すことを想定した発色と色味。しかも決して浮かず、どんな色でも肌にすんなりと収めるため、チークやグロスなどには黄色味の隠し色を加えたのが新しい。化粧直しの役割を見事にとらえた他にはないひと技だ。

 だから使い方としては、お直しセットを自分で作って、常にバッグの中に入れておく。家用とはっきり分けることで、無駄なものを持ち歩かずにすむし、それこそ化粧直しでしか得られない完成度を、生み出せるのは初めての体験。化粧直し専用コスメと出合うと、日中直す意味が改めてわかるはずなのだ。

 加えて言うなら、メイクコスメが小さくて軽いって、何だかそれだけでひとつの喜び。こういう化粧品があればこそ、ちゃんとメイクしよう、ちゃんと化粧直ししようと思えるはず。かくして逆に今後、化粧直し人口が増えていったらいい。メイク完成度を高めるためにこそ! 

齋藤 薫 (さいとう かおる)
女性誌編集者を経て美容ジャーナリスト/エッセイストに。女性誌において多数のエッセイ連載を持つほか、美容記事の企画、化粧品の開発・アドバイザーなど幅広く活躍。『“一生美人”力』(朝日新聞出版)、『なぜ、A型がいちばん美人なのか? 』(マガジンハウス)など、著書多数。近著に『されど“男”は愛おしい』(講談社)がある。

齋藤 薫

最終更新:5/26(金) 12:01
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