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中国のモバイル決済、5つのグラフに見る「急成長」の理由

5/27(土) 7:10配信

DIGIDAY[日本版]

2017年4月19日に公開された国連の報告書によると、中国ではソーシャルペイメントがいまや3兆米ドル(約300兆円)に届く勢いだという。

モバイルおよびSNS決済の分野は、中国が世界のけん引役だ。欧米はやや遅れをとっている。WeChatやアリババのようなプラットフォームを利用した決済が追い風となり、2025年には中国のGDPを2360億米ドルほど押し上げると予想されている。

現在、国連の「ベター・ザン・キャッシュ・アライアンス(Better Than Cash Alliance)」は、多くの国が中国のケースに追随するよう望んでいる。中国同様、国民や中小企業にビジネスチャンスを開放することになるからだ。

ベター・ザン・キャッシュ・アライアンスの研究責任者、カミオ・テレス氏は「中国という非常に限定的な国に関する調査とはいえ、これを見れば世界の顧客セグメント全般に共通する行動、特に支払いに関する行動がいかに変化しているのか、その実態がわかる」と話した。「中国で独自に成長したエコシステムは、SNSプラットフォームの活用方法、そしてそれらを使ってスケールからのメリットを得る方法を提示している」。

多くの金融系スタートアップや金融機関が、どんな機能をそれぞれの金融システムに統合しはじめたのか、中国は早い段階から把握していた。報告書によると、成功のためのカギはいくつかある。ひとつは、既存のeコマースプラットフォームやSNS上で決済サービスを構築し、新規顧客開拓を行ったことである。またほかには、あらゆるプラットフォームで機能するエコシステムを開発し、シームレスな統合をイノベーターに提供し、さらにはユーザーや企業がユニバーサルにアクセスできる、アプリケーションプログラミングインターフェイスのプラットフォームツールを公開したことも含まれる。

下記では、5つのチャートを使ってWeChatやアリペイ、そしてそのほかの中国の決済市場の成功について考察する。

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