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【派遣女子・更新なし】リア充が一転、激務の接客業で心の病に。猫のために働く日々

5/27(土) 13:00配信

Suits-woman.jp

パートやアルバイトというような非正規雇用が増え続けている現代。いわゆるフリーターと呼ばれているアルバイトやパート以外に、女性に多いのが派遣社員という働き方。「派遣社員」とは、派遣会社が雇用主となり、派遣先に就業に行く契約となり派遣先となる職種や業種もバラバラです。そのため、思ってもいないトラブルも起きがち。

自ら望んで正社員ではなく、非正規雇用を選んでいる場合もありますが、だいたいは正社員の職に就けなかったため仕方なくというケース。しかし、派遣社員のままずるずると30代、40代を迎えている女性も少なくありません。

出られるようで、出られない派遣スパイラル。派遣から正社員へとステップアップできずに、ずるずると職場を渡り歩いている「Tightrope walking(綱渡り)」ならぬ「Tightrope working」と言える派遣女子たち。「どうして正社員になれないのか」「派遣社員を選んでいるのか」を、彼女たちの証言から検証していこうと思います。

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今回は、都内で派遣社員として働いている竹田真奈美さん(仮名・26歳)にお話を伺いました。真奈美さんは明るめの茶髪のボブにキャスケット帽をかぶり、小顔がさらに小さく見えました。つけまつげを付けたぱっちりとした目元が印象的で、リップグロスで強調された口元や、太目で柔らかい眉毛がメイク慣れしている雰囲気を醸し出していました。Vネックのコクーンニットに、レース柄のスカートを合わせ、足元は白いスニーカーを履いていました。

「猫と布団が好きで、本当はずっと寝ていたいんです」

現在、派遣社員として働いているほか、単発でバイトもしていると言います。

「猫の医療費や、おもちゃ代とかいろいろ掛かるんですよ」

“接客業のストレスで、人嫌いになった”と言う真奈美さん。そんな彼女に、どうして派遣で働いているのか聞いてみました。

真奈美さんは福岡県の郊外の出身。大手メーカーに勤めていた父と、教材販売をしていた母と、2人の姉の5人家族で育ちました。

「三姉妹の末っ子だったんですよ。一番上が6歳上で、すぐ上の姉が2歳違い。すぐ上の姉は、専門を出てすぐデキ婚しちゃって。今年、小学校に入学した甥っ子がいますね。地元ではよくある話というか。休みの日には、家族でショッピングモールに出かけたりとか。すっかり母親をやっていて、凄いなって思います」

姉2人は実家や地元に残って暮らしている、と言います。

「一番上の姉と私は、そこそこ成績もよかったんですよ。姉は九州にある国立大学に進学して。地元から出るのが嫌だったみたいで、役所の職員をしています。多分、姉は結婚しないでしょうね」

中学生の頃から大家族で過ごすのが息苦しく感じ、東京に行きたいと思っていたそうです。

「高校までは地元で過ごして、東京の大学に進学したんですよ。タイミングとしては凄く悩んだんですが。姉も就職しているし、すぐ上の姉はデキ婚したし、今なら上京するチャンスだなって」

上京するのが目的だったため、受かればどこの大学でも良かったと言います。

「大学は、中堅校というか。親が上京を許してくれるぎりぎりのラインでしたね。実家にいると、お風呂に入る順番だとか、夕飯を食べないで出かけると“どこに行くの”って干渉されたりとか。そういうのが面倒だったので、一人暮らしって最高って思いましたね」

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最終更新:5/27(土) 13:00
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