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世界的FWも重症 膝の前十字靱帯&半月板、選手生命を左右する大怪我の予防策とは

5/27(土) 19:30配信

THE ANSWER

U-20日本代表FW小川も大怪我…中村俊輔専属トレーナーに聞く発症のメカニズム

 U-20日本代表FW小川航基(ジュビロ磐田)が、韓国で行われているU-20ワールドカップ1次リーグのウルグアイ戦で左膝前十字靭帯断裂と半月板損傷の大怪我を負った。最近では、世界でもマンチェスター・ユナイテッドFWズラタン・イブラヒモビッチが右膝前十字靭帯を損傷しているが、キャリアを左右するような重大な怪我を回避することはできるのだろうか。ジュビロ磐田の元日本代表MF中村俊輔の専属トレーナーを務める新浦安しんもり整骨院入船院の新盛淳司院長に発症のメカニズムなどについて聞いてみた。

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「膝の前十字靱帯は、ももの骨(大腿骨)とすねの骨(脛骨)をつなぐ靱帯で、すねの骨の前方への移動や膝のひねりを制限する役割があります。前十字靱帯損傷は、サッカー、バスケットボール、ラグビー、スキー選手に多く起こるもので、実は女性に多いのも特徴的な怪我です」

 新盛氏がこう説明した。女性にも起こるケースが多い大怪我というが、大きく2タイプに分類されるという。

「競技中にぶつかって起きる接触型と、そうではない非接触型があります。今回の小川選手の場合は非接触型に分類されます。スポーツの種目にもよりますが、非接触型の方が多く見られる傾向があります。“cutting”と呼ばれる方向転換の動作、“landing”と呼ばれる着地動作、“stopping”と呼ばれる減速動作をする際に受傷するケースが大半です。小川選手もイブラヒモビッチ選手も着地動作の際に受傷しています」

 靱帯損傷の多くは非接触型という、いわゆる“自爆”というパターンが占める。方向転換、着地、減速の瞬間にある条件が重なると負傷が起こる傾向があるという。

動作時の足首、膝の角度、重心も要因に…手術なら復帰まで6か月~12か月

「先ほど説明した3つの動作の際に、膝が軽く曲がり(軽度屈曲)、足首が膝より外側に反る(外反)、すねの骨がねじれている(下腿回旋)、重心がやや後方にかかっている、という4つの状況の場合に損傷することが多いと言われています」

 動作時の足首、膝の角度、重心も故障を生みやすくする要因となるという。スポーツ選手の場合には競技生活を続けるために手術を選択することになる。

 新盛氏は「復帰時期は6か月~12か月が一般的。半月板や軟骨の合併損傷度合いによりリハビリのスピードも変わってくる。合併損傷の度合いは、復帰後のパフォーマンスにも影響を与えます。小川選手の場合は半月板などの損傷具合も気にかかります」と語った。

 アスリートのキャリアを脅かす故障だが、予防策はないのだろうか。

「前十字靱帯損傷の予防は様々なプログラムが考案されています。そして、その効果も報告されているものもあります。私はサッカー選手を指導する機会が多いので、気をつけていることがあります」と新盛氏は解説した。

 第一は常日頃のウェイトトレーニングでの肉体強化だという。

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最終更新:5/28(日) 9:29
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