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宮里藍、人柄でも世界のゴルファーを魅了 広がる惜別「第二の人生も友達でいて」

5/27(土) 21:35配信

THE ANSWER

悲哀、落胆、憧れ…元世界1位の早すぎる引退に世界のゴルファーは何を語ったのか

 今季限りで現役引退する意向を表明した女子プロゴルフの宮里藍。日本にとどまらず、米ツアー9勝をマークするなど、世界を股にかけて活躍。男女通じて日本人初の世界ランキング1位に君臨した「世界のミヤザト」の早すぎる引退は、多くの海外プレーヤーに驚きを与え、惜別の声が広がっている。LPGA公式サイトでは、宮里引退について各国選手たちのコメントを動画で紹介。果たして、時にライバルとして時に友人として戦ってきた彼女たちは、何を語ったのか――。

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 アマチュア時代から大会で競演し、プロ転向後も日米ツアーで戦ってきた崔羅蓮(韓国)は、同世代の盟友の引退に悲しみを隠そうとしなかった。

「本当に驚いています。彼女は世界ナンバーワンの選手です。ともに成長してきました。私がアイに会ったのは、13歳か14歳のことです。一緒に育ち、いろいろな国を回りました。お互い良い友達なんです。ツアーでもう会えないなんて、悲しい。でも、私は日本やアメリカで彼女のこれから行う全ての幸運を祈っています。彼女のファンのために日本で何大会か出るので、彼女に会えるのを楽しみにしています」

 韓国の母を持ち、米ツアーで戦ってきた野村敏京は、アマ時代から憧れの存在であることを明かした。

「少し寂しい気持ちです。まだ31歳なので……。(彼女からの影響?)ありました。彼女に会ったのは6年前でした。いつも優しくしてくれました。アマチュア時代には彼女のプレーを見ていました。残念です」

 一方、12年の全米女子プロゴルフ選手権で中国勢として初のメジャー大会を制した元世界ランク5位・馮珊珊(中国)は「少しがっかりしています」と落胆しながら、人格面を称賛した。

「友達」と表現したペテルセン「彼女の世界での全ての達成に脱帽するしかない」

「彼女はツアーで活躍していた。まだ31歳。コースを離れても素晴らしい人でした。他の選手とも関係も良好でした。ツアーに関わる全ての人、メディアや観衆も彼女の不在を寂しく思うでしょう。彼女が私たちから遠い存在になってしまう。私も毎年、日本に行くので、私たちのツアーを見にきてくれるといいですね。寂しいです」

 最も特別な思いを明かしたのは、スサン・ペテルセン(ノルウェー)だった。宮里を「友達」と表現し、今後も友情関係が続くことを願った。

「アイと私は長い付き合いなの。アイのことを知るにつれて、友達になった。コースの中でも外でもお互いをサポートしていたわ。彼女が幸せな気持ちで競技人生を終えるのなら、おめでとうございますと言いたい。それ以上のことは望めない。

 彼女の日本の女子ゴルフ界での功績、世界での全ての達成、我々は脱帽するしかない。私は本当に寂しいわ。彼女はツアーで最もフレンドリーな選手。一番いい時に引退する。第二の人生でも友達でいてもらいたいわ」

 米誌「ゴルフチャンネル」では元世界ランク1位で全米賞金女王にも輝いたステイシー・ルイス(アメリカ)が「寂しいわ。良き友人として、でもワクワクする。自国でゴルフを発展させるために、多くの機会があるはず。ただ、週単位でここに来られなくなるのは悲しい」などと語っていた。

 世界各国の選手からも引退を惜しむ声が上がっている宮里。トッププレーヤーにとって、人柄でも魅了したアイ・ミヤザトの存在は大きなものだったようだ。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

最終更新:5/27(土) 21:58
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