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レスター岡崎は一発屋? アジア人選手50人格付けで今年3位、英ベテラン記者陣も賛否両論

5/27(土) 10:30配信

Football ZONE web

「チームでの重要性を示している」と岡崎の価値を再評価する声

 プレミアリーグ制覇の立役者――。レスター・シティの日本代表FW岡崎慎司は昨季、移籍初年度にしてチームで重要な役割を果たし、英メディアではアジア最高の選手との栄誉を与えられた。では、2016-17シーズンのプレーぶりの評価はどのようなものだったのか。

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「シンジ・オカザキ:ヒット・チャートのトップであり続けているのか、それとも一発屋か」と特集を組んだのは英誌「フォー・フォー・トゥー」。同誌は先日「アジア・ベスト・フットボーラー2017」と題して、アジア人選手50人の格付けを発表。2016年度にはナンバー1に輝いた企画で岡崎は今年も3位にランクインした。その結果を受けて、2人のベテラン記者が岡崎への評価が妥当かどうかを分析している。

 1人目のマイケル・チャーチ記者は岡崎に対して、ポジティブな意見を述べている。

 昨季のタイトル獲得への貢献度の高さは周知の事実とも言えるが、そのことについて「リヤド・マフレズ、ジェイミー・ヴァーディがヘッドラインを飾り、エンゴロ・カンテ(現チェルシー)が多くの喝采を浴びるなかで、オカザキもクラウディオ・ラニエリが率いた予想外のチャンピオンにおいて不可欠の役割を担った」と改めて紹介している。

 その一方、今季はリーグ戦の出場機会を減らしたが、「オカザキは今でもチームでの重要性を示している。11月、(クラブ・)ブルージュに勝利した時には、UEFAチャンピオンズリーグで得点した最新の日本人になった」とその価値を再評価。苦戦しているとはいえ、アジアに比べて競争のタフな欧州クラブで、コンスタントなプレーを披露する岡崎はいまだアジアのトップクラスだと高い評価を下されている。

 チャーチ記者は「シンジ・オカザキが大陸(アジア)で最も優れた一人と見なされないなんてことがあるのかい?」と低評価とする声には真っ向から反対している。

「トップ3か。間違いなくノー」の主張も

 しかし、もう一人スコット・マッキンタイヤー記者は全く逆の主張で岡崎を査定した。

 特に今季の活躍については厳しい視線を向けている。前半のみの出場やジョーカーとしての終盤の短い時間のプレーが多く、フル出場が少ない点などに触れ、「私の意見では、過去12カ月で岡崎よりも影響力を持った選手は何十人もいた。彼と同じ国の選手でもおそらく6人はいた」と影響力の低下を指摘。アジアのトップ3という評価には疑問符を投げかけた。

「岡崎はトップ50に値する素晴らしい選手か。それはイエスだ。では過去12カ月でアジア選手のトップ3と考えられるか。間違いなくノーだ。私にとっては議論することすら疑わしい」

 今季の岡崎は昨季同様、献身的な守備やポストプレーでの貢献は見せたが、チームの苦境も重なってゴールに近い位置で脅威になるシーンは少なかった。そのプレーには現地記者たちも賛否両論のようだ。

岡崎、レスター加入後の成績比較

 岡崎がレスター加入後、2シーズンで残した成績は以下のとおり。

■岡崎の1年目と2年目の成績比較

<2015-16/1年目>
プレミアリーグ:36試合(先発28)、5得点
FAカップ:2試合(先発0)、1得点
リーグカップ:1試合(先発1)、0得点

<2016-17/2年目>
プレミアリーグ:30試合(先発21)、3得点1アシスト
チャンピオンズリーグ:7試合(先発5)、1得点
FAカップ:2試合(先発2)、0得点
リーグカップ: 1試合(先発1)、2得点
コミュニティー・シールド:1試合(先発1)、0得点

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:5/27(土) 10:30
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