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湯浅政明監督、初のオリジナル劇場作品の主人公は“ワカメのドレスをまとった人魚”

5/28(日) 17:00配信

文春オンライン

 4月公開のアニメーション映画『夜は短し歩けよ乙女』(森見登美彦原作/星野源主演)がヒット中の監督・湯浅政明さん。初のオリジナル劇場作品『夜明け告げるルーのうた』も公開された。鄙びた港町での少年・カイと人魚・ルーの交流の物語だ。

「最初はオオカミ少女、つぎは物の怪などを考えていたんですが、共同脚本の吉田玲子さんからもっと可愛らしいキャラクターがいいんじゃないかと言われて。可愛さプラス面白味も欲しいな、と思いまして、水の表現で冒険ができそうな“人魚”になりました」

 中学生3人が打ち捨てられた島でバンドの練習を始めると、ワカメのドレスをまとった人魚が飛び入り参加してくる。歌と踊りが大好きな彼女ルーは、母との別離で心を閉ざしていたカイを変えていく。

「フランス語でオオカミ人間をルー・ガルーと呼ぶそうで、響きが良いので“ルー”をそのまま人魚の名前に(笑)」

 水を自在に操るルーの指先からは様々なエメラルド色のスペクタクルが生まれる。

「アニメーションでは空と区別できるように水を緑で表現することが多いんです。水がありえない形、たとえば空中でキューブ状になった時にも表面張力が全方向に働いて水らしく見える、というようなことに凝らせてもらいました」

INFORMATION映画『夜明け告げるルーのうた』
公開中
http://lunouta.com/

「週刊文春」編集部

最終更新:5/28(日) 21:48
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