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バルサ監督、国王杯3連覇で笑顔の退任 “裏切り移籍”の古巣レアルにエール「ライバル関係は健全」

5/28(日) 17:00配信

Football ZONE web

国王杯決勝でアラベスに勝利、エンリケ監督はバルサ就任後9度目のタイトルで有終の美

 バルセロナは現地時間27日に行われたスペイン国王杯決勝でアラベスに3-1勝利を飾り、3年連続29回目の優勝を果たした。今季限りでの退任が決まっているルイス・エンリケ監督はバルサ就任後9度目のタイトル獲得で有終の美を飾ったが、試合後の会見では現役時代に所属経験のある宿敵レアル・マドリードにもエールを送ったとスペイン紙「マルカ」が伝えている。

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 バルサは前半30分、エースFWリオネル・メッシのゴールで先制。その後、来季のレアル入りが内定したと伝えられるアラベスDFテオ・エルナンデスの直接FKで1-1の同点に追いつかれたものの、前半終了間際にメッシのお膳立てからFWネイマール、FWパコ・アルカセルが立て続けにゴールを決め、試合を決定づけた。

 指揮官は「私は過去3年、選手達が見せたプロフェッショナリズムを尊敬するのみだ。このタイトルは100%の努力によってもたらされ、私もそれを最大値まで高めようと努力した」と語った。

 就任1年目の2014-15シーズンにはリーガ、国王杯、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の3冠を獲得。その後も看板3トップ「MSNトリオ」(メッシ、ルイス・スアレス、ネイマール)の破壊力を前面に、リーガ連覇とFIFAクラブワールドカップ制覇などを達成。そして国王杯3連覇をクラブへの置き土産として残した。

退任後は「別の競技をやることもできる」

 ルイス・エンリケ監督は現役時代、レアルからバルサという仇敵クラブ間で“裏切り移籍”をした過去がある。それでもジネディーヌ・ジダン監督率いる白い巨人を良きライバルとして捉えているようだ。

「お互いのライバル関係は健全なものだし、あるべきものだよ。自分が着用するユニフォームの色にプライドを持ち、持ちうる全てを捧げることが重要だ」

 また、指揮官は試合後に自身のツイッターを更新。「ビスカ・バルサ、ビスカ・カタルーニャ!(カタルーニャ語でバルサ万歳、カタルーニャ万歳!)」と発信し、バルサ愛を強調している。今後については会見で「何をするのか、自分でも分かっていないよ。いろいろな可能性が開けている。別の競技をやることもできるよね」と冗談めかしている。

 現役時代と同じ闘志満々の采配でクラブに栄光をもたらした指揮官が笑顔で去り、バルサは新たなサイクルに入ろうとしている。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:5/28(日) 17:00
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