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それじゃ火に油! 怒った相手に、日本人が決して使ってはいけない3つの英語

5/29(月) 7:10配信

NIKKEI STYLE

 ひとつの言葉は様々な顔を持っています。日本人の言葉が意図していない意味合いで伝わることもあります。日本人向けの英語教育で豊富な経験を持つデイビッド・セインさんが、日本人が使いがちな言葉から「影にある意味」を紹介します。今回は怒りをみせる顧客に応対する場面です。

◇  ◇  ◇

 The customer is always right.「お客様はいつも正しい」は、日本で言えば「お客様は神様です」。その言葉が示すように、たまにお客様は理不尽と思えるクレームをつけることもあります。また「そうおっしゃるのはご無理ごもっとも」という意見を言うこともあります。どちらのケースにせよ、怒りに対応するのはビジネスで越えなければならないひとつのハードルになります。

 What's going on here! I can't believe this! いったいどうなっているんだ!こんなこと信じられない!

▲Just calm down.
正しい訳:落ち着いてください。
影の意味:お前、落ち着けよ。

 「命令文」に2つの顔があります。Have a nice weekend! 「よい週末を!」のように相手によいこと、楽しいことを言うときの命令文はOKです。でも、通常このような場合に命令文を使えば、火に油を注ぐことになります。Stay calm. Don't get angry. なども同じ。命令文を使う場合は状況に応じる必要があります。

▲Why are you so angry?
正しい訳:なぜ怒っているのですか?
影の意味:どうしてそこまで怒ちゃっているの?
 why は「なぜ」という理由を尋ねる疑問詞で、特に問題ないように見えますが、実はWhy are you …? のようにwhy を先頭に持ってくると「どうしてそうなっちゃうの?」というニュアンスになってしまいます。相手は「この人、私の気持ちをちっとも分かってくれないんだ」と思う可能性があります。

▲It's not a big deal.
正しい訳:大丈夫ですよ。
影の意味:大げさだなあ。

 a big deal は「一大事/重要なこと」などの意味。「そんな一大事なないですよ。大丈夫ですよ」のひと言の影の意味は「そんなこと、ちっとも大したことじゃないよ。大げさだなあ」ということになります。

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最終更新:5/29(月) 7:10
NIKKEI STYLE

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