ここから本文です

『ブレードランナー 2049』、すでに予告編で大絶賛!

5/29(月) 21:11配信

エスクァイア

ドゥニ・ヴィルヌーブ監督は期待に応えたか!?

 1982年に公開されたSF映画の金字塔『ブレードランナー』が35年の時を経て、帰ってきます。 
 
 先日公開された予告編を観た人は、前作の世界観と同じような映像美に心躍ったのではないでしょうか。

【 動画を見る! 】  皆さん、ぜひご覧ください。本作を手がけたドゥニ・ヴィルヌーブ監督は、前作のメガホンを取ったリドリー・スコット監督の世界を見事に再現しているのです。

 『ブレードランナー』は、SF映画史上もっとも影響力のある作品の1つです。 
  
 リドリー・スコット監督が1982年に、フィリップ・K・ディックの著書『 Do Androids Dream of Electric Sheep?(アンドロイドは電気羊の夢を見るのか?)』(1968年著)を土台として映画化したこの作品。ビジュアル面だけをとってみても、今もなお称賛され続けています。 
 
 そしてこの35年間という時の流れのなか、映画製作者たちはこの作品で表現されたSFの美的感覚を手に入れたいと熱望してきました。そしてこのたび、『ブレードランナー2049』の公式予告編が発表されたわけです。
  
 
 本年度アカデミー賞ノミネート作品の『メッセージ』や、以前の作品である『ボーダーライン』、『プリズナー』など、ヴィルヌーブ監督作品を見たことのある人なら誰でも、彼がどんな場面をも芸術作品に変える目と腕前をもつ監督であることがわかることでしょう。

「すべての文明は使い捨ての労働者で成り立っている」

 この新作でもその才能をフルに発揮し、スコット監督の創ったオリジナル作品の世界観を崩すことなく、独自の新たな場面を創り上げているのです。物語は近未来の雨に濡れたロサンゼルスから、はるか遠くの荒涼とした埃っぽい砂漠から展開します。ライアン・ゴスリング演じる主人公は、ハリソン・フォード演じるリック・デッカードに初めて出会うことに…。 
 
 もちろん、ネオン輝くナイトクラブや怪しげな広告が立ち並ぶ道路などは、オリジナル作品を忠実に再現。また、登場人物は80年代風のシックな衣装を身にまとっていたりもします。 
 
 先日公開された予告編は、映画の内容にも期待を持たせてくれます。ジャレッド・レトが登場する場面では、原作者のフィリップ・K・ディックが追究した概念、「すべての文明は使い捨ての労働者で成り立っている」という言葉を語っています。使い捨て労働者とは、レプリカントのことを言っているのです。
 
 さぁ、この『ブレードランナー 2049』は、『ブレードランナー』よりも『ブレードランナー』らしく…描かれているでしょうか(笑)。公開が実に楽しみです! “belib ruhig(静かに・おとなしく)”待ってましょう。

Esquire US

最終更新:5/29(月) 21:11
エスクァイア

記事提供社からのご案内(外部サイト)

エスクァイア

ハースト婦人画報社

2016年10月発売号

価格1200円

1933年にアメリカで誕生した
ハイエンド・ファッション雑誌です
ファッションやライフスタイルにとどまらず
アート、カルチャー情報などを届けます