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「圭佑は偉大なプロ。報いたかった」ミラン指揮官が最終戦フル出場の本田に惜別

5/29(月) 2:08配信

SOCCER DIGEST Web

ベンチ暮らしでも熱心にトレーニングを続けて――。

 契約満了にともなって今シーズン限りでのミラン退団が決定している本田圭佑が、現地時間5月28日、セリエA最終節のカリアリ戦に臨んだ。
 
 本田がFK弾を決めた前節に6位(ヨーロッパリーグ出場権獲得)を確定させていたミランにとっては消化試合だった一戦で、日本代表MFは10節のジェノア戦以来となる今シーズン二度目の先発出場。さらに、主将リッカルド・モントリーボをはじめイニャツィオ・アバーテ、マッティア・デ・シリオらが欠場し、先発メンバーの中で在籍期間がもっとも長かったため、初めてキャプテンマークも託された。
 
 左ウイングに入った本田は、CKで正確なクロスを供給すれば、53分にはカルロス・バッカに決定的なスルーパスを通すなどして、フル出場した。ミランがPK失敗や退場者を出したこともあり2-1で敗れて有終の美とはいかなかったが、3年間半に渡るミランでの冒険をピッチで終えることができた。
 
 試合後にはヴィンチェンツォ・モンテッラ監督がその姿勢を称えた。
 
「圭佑は偉大なプロだ。私は彼にほとんどスペースを与えなかった。そんな彼に私は報いたかったんだ。ミランでの最後の試合だった」
 
 昨夏にミランに招聘されたモンテッラ監督は、開幕からレンタルバックしたスソを右ウイングでレギュラー起用。そのスペイン人アタッカーが結果を残したことで本田はベンチが定位置となり、途中出場すらもままならない苦しい1年に。全公式戦における年間通算成績は、先発が2試合(フル出場が1試合)、途中出場が6試合で、1ゴール・0アシストだった。
 
 それでも、少なくとも表向きは不平不満を漏らさず、熱心にトレーニングを積んでいた本田のプロフェッショナル精神を、モンテッラ監督は事あるごとに称賛してきた。それがミラン最終戦での先発フル出場とキャプテンマークに繋がっていたのは間違いない。

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最終更新:5/29(月) 16:25
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