ここから本文です

巨人・杉内俊哉よ、高橋由伸監督に再び笑顔を【2012年5月30日】

5/30(火) 11:10配信

週刊ベースボールONLINE

 プロ野球の歴史の中で、日付にこだわって「その日に何があったのか」紹介していく。今回は5月30日だ。

 いつもとタイトルを少し変えてみたのは、当時の写真を見たからだ。2012年5月30日、巨人・杉内俊哉がノーヒットノーランを達成した週刊ベースボールの記事中に、いまや仏頂面と愛想のないコメントが定着しつつある巨人・高橋由伸監督の現役時代の爽やかな笑顔があった。巨人ファンの方ならきっと「ヨシノブ、このときみたいに笑ってよ」と言いたくなるのでないか。

 話を戻そう。試合は2017年と同じく交流戦の巨人と楽天の対戦だが、この年は東京ドーム、今年はKoboパーク宮城と舞台は違う。

 先発した巨人の左腕・杉内は9回二死まで走者を1人も許さず、完全試合ペースだった。27人目の中島俊哉も2ストライクに追い込んだが、結局、四球。最後、聖澤諒を見逃し三振に打ち取って記録達成となった。「見事、ノーヒットノーラン達成」というより「惜しくもノーヒットノーランに終わった」試合と言えるだろう。

 相手投手は楽天のエース、田中将大(現ヤンキース)。ハイレベルの投手戦ゆえの緊張感もまた、記録を後押しした。試合は0対0で迎えた7回裏に高橋由伸が決勝2ラン。そのまま巨人が2対0で勝利した。

 なお、この年は杉内がソフトバンクからFA移籍1年目。終盤故障離脱となったが、それまでは絶好調で12勝4敗をマークしている。

 その杉内もいまは故障に苦しみ、2016年、そして今年とまだ一軍登板がない。果たして、いつ復活するのか、そして高橋由伸監督を再び笑顔にする日は来るのか──。

写真=大泉謙也

週刊ベースボール

記事提供社からのご案内(外部サイト)

配信終了のお知らせ(11月16日)

  • nikkei BPnetの配信が終了しました。