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ガスの小売り全面自由化で変わること・変わらないこと

5/30(火) 12:20配信

リビング福岡・北九州

■供給するガス会社を選んで新しい料金やサービスが利用できる
4月からスタートした都市ガスの小売り全面自由化。どのような制度なのか、変わること・変わらないことを聞きました。

ガスの小売り全面自由化によるガス供給のイメージ

■ガスの自由化とは?
従来、家庭で使うガスは地域ごとの都市ガス会社からしか買うことができませんでした。この制度により、現在、敷設されているガス管を利用して、新しく参入する会社もガスの提供・販売ができるようになりました。そして、消費者が、自由に会社を選んで利用できるようになりました。

都市ガスに限らず、家庭で使われている簡易ガスやLPガス(プロパンガス)いずれも、供給する会社を選べます。

■自由化のメリット
自由化で新しく参入する会社が増えることにより、料金やサービスの競争が促進され、それぞれの会社が提供するプランが登場します。そして、消費者は各家庭に合った料金やサービスを提供している会社を選び、料金を抑えたり、独自のサービスを受けることも可能になります。

■ガス会社を変えるには
新しく利用したいガス会社に申し込むと、ガスの検針日などに合わせて切り替えの日程が決まります。その際、新しくガス管をひくことなどは必要ありません。ただし、LPガス(プロパンガス)から都市ガスに変更する時は、敷設が必要な場合があります。会社が変わっても、ガスそのものの品質や信頼性は同じです。

■緊急時は大丈夫?
万が一、契約中の会社がガス供給・販売事業から撤退する場合、すぐにガスの供給が止まることはありません。事前に連絡があり、期限内に他社に切り替えれば大丈夫です。最後は導管会社が供給を義務付けられています。

また、どの会社を選んでもガス設備の定期保安点検はこれまでどおり実施され、緊急時もしっかりと対応されます。

■取材協力
資源エネルギー庁 ガス市場整備室
東 海斗さん