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バリ島で評判がうなぎのぼりのラグジュアリーリゾート

5/30(火) 12:20配信

GQ JAPAN

世界的に人気の南国リゾート、バリ島。そこでいまうなぎのぼりの評判なのが島内随一のラグジュアリーリゾート「ムリア リゾート」だ。米屈指の旅行誌『コンデナスト・トラベラー』が毎年行う宿泊施設のリサーチ、「ゴールドリスト2016」にもランクインしたそこに、シニア・ライフスタイル・エディターの岩田桂視がステイした。

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いささか旧聞に属するが、2016年12月12日から16日にかけて「ザ・ムリア、ムリアリゾート&ヴィラス-ヌサドゥア バリ」で過ごした。

2012年に開業したここは、30ヘクタールという広大な敷地内に、「ザ・ムリア」「ムリア リゾート」そして「ムリア ヴィラス」というそれぞれ個性が異なる3つの宿泊施設を構える。米旅行誌『コンデナスト・トラベラー』が行う宿泊施設のアワードで「ゴールドリスト2016」の受賞施設となるなど、リゾート大国・バリ島でも屈指の広さとホスピタリティを誇る。

ところで、ぼくはリゾートでは”なにもしない”で、その地にどっぷり浸かることが最良であると思っている。相当に広いところらしいから、今回の旅は理想に近いかもしれないと期待せざるをえなかった。

日本とバリは想像するよりも近い。ガルーダ航空を利用すれば、成田からデンパサール国際空港まで約7時間。搭乗後、映画を1本見て、機内食を食べ終わり、それからもう1本映画を見るというほどの余裕はない。空港に到着してからも近い。ホテルまではクルマで約30分。あっという間ではあるけれど、南の島に着いたことは、湿気を帯びた甘い空気とゆるやかな風が教えてくれる。

南インドカレーもサテもうまい

翌日、朝食を食べる前にフィットネスセンターに行き、トレッドミル、フリーウエイトのスペースなど、充実した設備があることを確認する。ヨガやピラティスなど、日替わりで時間帯別に無料のエクササイズプログラムも実施されている。長期滞在者はゆっくり時間をかけてエクササイズすることができる。

「ムリア リゾート」にある「ザ・カフェ」での朝食がいい。このレストランには、7つのオープンキッチンがあり、インドネシア料理はいうにおよばず、フレンチやイタリアン、中華、和食、韓国、タイ、インドなど各国の料理がブッフェ形式で並ぶ。フレンチならフランス人シェフが担当するなど、本来の味の再現にこだわっていて、安易な妥協には走っていない。なかでもインドとインドネシア料理のクオリティが素晴らしく、滞在中は南インドカレーを食べ、サテをつまんでいれば、それでいいと思うほどだった。

2日目は、3つの宿泊施設を見て回った。まず、滞在していた部屋のある「ムリア リゾート」。全526室あり、どの部屋も50平方メートル以上という広々としたつくりだ。そこからカートで移動し、全111室がビーチフロントスイートとなる「ザ・ムリア」に向かう。ここには建物とビーチの間にプールがある。1階のロビーにいるだけで、水辺の感覚である。そして、「ムリア ヴィラス」は、全部で108棟のコテージから成り、すべてが500平方メートル以上のヴィラである。プールあり、プライベートガーデンありで、風呂はジャグジーつきだ。さぞかし宿泊料が高いだろうと思いきや、さにあらず。旅行サイトを使えば1泊約10万円のヴィラもある。ま、高いかもだけど。

4日目は「ムリア スパ」に行った。1時間のマッサージが142万5000ルピア(約1万2000円)から。全身トリートメントコースは、サロンに設置された温冷プールに入ってから施術がはじまる。とくにいいのは、サウナだ。スチームからドライまでボタンひとつで選べ、誰とも一緒にならないから気兼ねなく過ごせる。サウナルームの目の前にはマイナス1度のアイスルームがあり、これがまたビシッと効く。

最終日、ぼくは長い滞在中に「ムリア リゾート」から一歩も外へ出なかったことに気づいた。朝は運動をして、プールに浮かび、適当に食事して本を読む。思い出といえるような特別なことはなにもしなかったし、なにも起きなかった。だが、それは充実した退屈だった。「ムリア リゾート」は、ぼくにとっては理想のリゾートだったといわねばなるまい。

岩田桂視

最終更新:5/30(火) 12:20
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