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安倍昭恵、暴排条例「違反者」の広告塔になっていた

5/30(火) 5:58配信

デイリー新潮

 安倍昭恵夫人(54)が歴史に名を残すことは、疑いの余地がない。どんな相手であろうとも、気軽に手を差し伸べたファーストレディとしてである。なにしろ、暴排条例「違反者」の広告塔にさえなっていたのだ。

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 ふぐ刺しをハート型に並べた「ふく恋盛り」のHPに一昨年9月8日、関門海峡を見渡す高台にある旅館、源平荘が、安倍昭恵夫人にこの商品を持たせた写真を載せている。HP曰く、

〈昭恵さんに『カワイイ』とお言葉いただきました♪♪♪/いろんなシーンでこのふく恋盛り広められる予感を昭恵さんのお言葉でさらに感じました〉

 昭恵さん、一旅館に大した肩の入れようだが、この源平荘に5月12日夕、にわかに車が集まってきた。部屋数20ほどの旅館にしては、妙に台数が多いが、さらに妙だったのは、ベンツから降りた70代風情の威圧感のある男性の登場だった。

「毎月、源平荘1階のレストランで午後6時から、互いに金銭を融通し合う“頼母子講”が開かれます。二十数名がひと口50万円を出し合い、 持ち回りで受け取る。この頼母子講には毎月、オーナーの女性が自ら参加していますが、地元で有名な暴力団の総長も出席しています」

 頼母子講の関係者がこう語るのが、くだんの威圧感ある男性のことだった。

「実は5、6年前、この総長の誕生日会が源平荘でありました。2階の源平の間で4時間ほど盛大に行われ、歌手の山本譲二も呼ばれて、何曲か歌っていました。下関署もつかんで、翌日、電話で旅館に注意しています。誕生日会をブッキングしたのはオーナーなのに、長男の旅館代表は、従業員に“やくざとは知らなかったと言え”と、隠蔽を指示したようです」(同)

■悪質性が高い

 実は、源平荘のオーナーは、昭恵夫人が近くに運営するゲストハウス「UZUハウス」のビルの所有者でもあると、先月本誌(「週刊新潮」)が報じた皆川恵美子さん=仮名=である。ちなみに、皆川さんは、この総長とは幼馴染だという。

「従業員からも、暴力団と知って飲食を提供すると暴排条例に違反する、という声は上がっているのに、オーナー親子は聞かない」

 そう語る地元の関係者は、こんな話も披露する。

「昭恵さんは源平荘を2度訪れています。初回は2階で後援会かなにかに出席し、次が一昨年9月で、UZUハウスの件でオーナーに呼ばれ、中庭に面したラウンジで30分前後、コーヒーを飲みながら話された。そのとき、UZUハウスのビルを貸してもらっている立場の昭恵さんは、写真を撮られ、“ふく恋盛り”の宣伝に利用されたのです」

 暴排条例に詳しい弁護士の森原憲司氏に聞くと、

「この旅館での頼母子講は、山口県の暴排条例の、“利益の供与の禁止”を定めた12条3項に抵触します。参加者に暴力団関係者がいると旅館側が知っていたかどうかがポイントで、旅館側の人間も参加し、総長と幼馴染なのだから、知っていたのは自明です。また、銀行で融資を受けられない暴力団には頼母子講は非常にありがたい。そのチャンスと場を与えているのだから、悪質性は相当に高い」

 皆川さんは、

「お話しすることは何もないので。わかりません、好きなようにしてください」

 その長男も、

「全然、僕、あなた知らないんで」

 と、すっとぼけるばかりだが、安倍総理の嫌いな言葉で表現すれば、くだんの総長と“ずぶずぶの関係”の源平荘と昭恵夫人は、やはり“ずぶずぶの関係”であるのは間違いなさそうだ。

ワイド特集「虚栄の市」より

「週刊新潮」2017年5月25日号 掲載

新潮社

最終更新:7/26(水) 12:51
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