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岡田将生がクズ過ぎる“痛男”に! “毒女”役の木村文乃と初共演

5/31(水) 7:00配信

ザテレビジョン

「ランチのアッコちゃん」をはじめ、数々のヒット作を生み出してきた人気作家・柚木麻子が2013年に発表し、自身初の直木三十五賞候補作となった恋愛小説「伊藤くん A to E」が、実写映画化を果たすことが分かった。

【写真を見る】男女の毒を赤裸々に描く衝撃作がいよいよベールを脱ぐ

容姿端麗だが、自意識過剰で無神経過ぎる“痛男”伊藤誠二郎と彼に人生を振り回される女たち。

主人公・伊藤誠二郎を演じるのは、放送中の日曜劇場「小さな巨人」(TBS系)でもその存在感を際立たせる実力派俳優・岡田将生。

今夏には伝説の大ヒットコミックを映画化した「銀魂」「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」の公開を控えるなど、その確かな演技力で変幻自在にキャラクターを演じ分け、話題作の常連となりつつある。

そんな岡田が本作では、関わる女たちの人生を翻弄(ほんろう)する前代未聞の“痛男”を演じる。

とにかくモテる男なのだが、行き過ぎた自己愛から、関わる人すべてを不幸にしてしまう。イケメンなのに全く共感できず、応援できない新しい形のダークヒーローともいうべき難役に「演じられるのは彼しかいない」と、廣木隆一監督が白羽の矢を立てた。

そして、伊藤の存在に迫っていく崖っぷちの脚本家・矢崎莉桜には、作品ごとに異なる魅力を放ち、女優として名実共に一気に開花した感のある木村文乃。

洗練された美しさを持ちながらも親しみやすさを兼ね備え、高い好感度を誇る希少な女優として、映画・ドラマには欠かせない存在となっている。

本作で木村が演じるのは、プライドだけは高く、腹の奥で毒を吐き、他人の不幸を利用してまで返り咲こうとする崖っぷちの“毒女”という役どころ。

好感度最低の「痛男・伊藤」に立ち向かう存在として、「これまでのイメージとギャップのある、腹黒くしたたかな木村文乃が見たい」という廣木監督の願いで、今回のキャスティングが実現した。

新たな一面をスクリーンに焼き付け、初共演となる岡田と互いに“毒”を持って演技合戦に挑む。

そして本作でメガホンを取るのは、近年では「ストロボ・エッジ」「PとJK」など、青春恋愛映画での活躍が目立つが、もう一方で「ヴァイブレータ」(2003年)、「さよなら歌舞伎町」(2014年)など、深く人間心理をあぶり出し、海外でも高い評価を受ける実力派・廣木監督だ。

本作の「華やかな甘い恋愛模様に秘められた、心の奥に潜むそれぞれの毒を、廣木監督の手によって描き出してほしい」と考えた製作陣が熱烈オファー。“廣木ワールド”の真骨頂を発揮する。

そんな本作の物語は2つの視点で展開。伊藤がクズっぷりを発揮し、女性たちを振り回していく、まるでライブアクションを見るかのようなシーンの一方で、4人の女たちが「恋愛相談」で莉桜のもとに駆け込むさまが描かれる。

一見優しくアドバイスする莉桜だが、「こんな男のどこがいいのか」と、赤裸々で無様な彼女たちの悩みを心の中では毒づき、揚げ句新作ドラマのネタにしようと画策。

やがて2つの視点がクロスしていき、4人の女性を翻弄していた“痛男”が実は同一人物で、しかも莉桜が主宰するシナリオスクールに通う伊藤誠二郎だったことが明らかになる。

伊藤はこれまで、莉桜にとって優越感を持ち続けるために“飼いならしてきた”存在。そしてそこから、莉桜自身が、赤裸々に無様に伊藤と向き合うことになってしまう。

今まさに話題の本格派キャストと、実力派監督によるタッグが、どんな化学反応を見せるのか。

予測を裏切られ、見れば震撼する、いまだかつてない恋愛ミステリーが誕生する。

なお、撮影は7月下旬~約1カ月間、公開は2018年初春を予定している。

■ 岡田将生コメント

原作を読んでいたので、伊藤くんをやらせてもらえるのはとてもうれしかったです。そして、また廣木監督とやれることが幸せだなぁと思いました。

伊藤には共感などは一切できず反感しかなかったです。それでも目が離せなくなり夢中に読んでしまいました。一言で言うとクズみたいな男ですね。

本当にモンスターだなぁと思ってます。今まで培ってきたものを全て集約させて伊藤くんと心中する覚悟で臨みたいと思ってます。

崩壊していていく様がとても重要だと思ってるので、とことん、矢崎莉桜と対峙(たいじ)していこうと思ってます。

木村さんには一度もお会いしたことがないのですが、いつかご一緒したいと思っていたのでうれしいです。撮影中はクズで終わりたいと思ってます。

■ 木村文乃コメント

廣木監督とまたお仕事できることが楽しみです。こんなにもリアルで、痛くて、知りたくなかった「女であること」、を思い知らされる作品は他にはないと感じました。

矢崎莉桜という、右に左に揺れる女性たちの実は一番の理解者で、去る者は追わないけど来る者も拒まない、傷つけている様で傷ついている独特の立ち位置の加減を上手く作り上げていけたらと思っています。

伊藤くんは誰の中にもある、乗り越えるべきモノゴトを擬人化した姿なんだろうなと思っています。岡田将生さんとは初共演ですが忘れられない作品になれるように日々を積み重ねて行きたいです。

■ 廣木隆一監督コメント

女性の恋愛観だけではなく友情など本音トーク的な小説に惹かれ、恋愛で成長して行く女性たちを描きたいと思いました。岡田くんは最近役の幅がどんどん広がっていくようで、どんな芝居をしてくれるのか楽しみです。

木村さんには、本音なのか演技なのか、自然に大人の女性の内面をうまく出してくれたら面白いものになると期待しています。都会で暮らす女性の普段は口に出来ない会話のやりとりだったりで、少しでも女性の本音に迫れたらいいと思ってます。

最終更新:5/31(水) 7:00
ザテレビジョン

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