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UA原宿本店改装のキーマン、小木&栗野氏に直撃

6/1(木) 22:30配信

WWD JAPAN.com

 ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS、以下、UA)が旗艦店であるUA原宿本店を次世代型店舗として刷新し、9月7日にリニューアルオープンする。「ユナイテッドアローズワン」をコンセプトに近接するウィメンズ館をクローズし、メンズ館に統合。ジェンダーフリーでファッション好きが集まる館を目指す。ディレクターを務める小木基史UAバイヤー兼UA&サンズ・ディレクターと、クリエイティブ・アドバイザーの栗野宏文・上級顧問に、その背景と狙いを聞いた。

WWDジャパン(以下、WWD):UA原宿本店をリニューアルするに至った経緯は?

栗野宏文・上級顧問(以下、栗野):僕らは1989年に会社を創り、90年に1号店を渋谷に開いた後、92年10月に旗艦店として原宿本店をオープンしました。当時は「男の人がオシャレにスーツを着ること」が店の基軸にありました。おかげさまで99年に上場したり、会社が大きくなる一方で、大人がスーツを着るオシャレというものが伝わっていないという危惧が生まれ、小木君たちも心配してくれていました。彼らにはファッションに対する熱い思いがある。そこで、次世代にスーツを着ることを伝え続けていこう、ファッションの楽しさをもう一度表現しようと考えました。原宿本店が25周年を迎えるという節目の年でもありました。

小木基史UAバイヤー兼UA&サンズ・ディレクター(以下、小木):2006年に南青山のフロムファースト内にコンセプトストア「リカー、ウーマン&ティアーズ(LIQUOR,WOMAN & TEARS)」をオープンしたところに話が遡りますが、海外ではファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)やカニエ・ウェスト(Kanye West)のようなヒップホップアーティストが、従来のようなアクセサリーをジャラジャラ付けてダボダボなスポーツウエアを着るのではなく、スリムなサイズ感のアイテムやスーツを着るなど、スタイルが変わってきたと感じていたんです。そこで、会社に企画書を上げ、ヒップホップとトラッドをミックスした店をオープンしたいと提案したんです。それが認められて「シュプリーム(SUPREME)」と「フェンディ(FENDI)」「ブルネロ クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI)」などをミックスして品ぞろえをしたり、今でこそ当たり前になりましたが、スーツにスニーカーを合わせるようなスタイルも提案しました。

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最終更新:6/7(水) 13:41
WWD JAPAN.com

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