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ロシアの最新戦闘機が米国沖上空を飛来していた

6/1(木) 21:10配信

エスクァイア

1週間後におきた、その出来事を振り返る

2017年5月4日の夜(現地時間)、アラスカ沖でロシアの最新戦闘機が飛来していることが確認され、アメリカでは大きなニュースとなりました。そこで、複数の戦闘機の正体に迫りました!

潜水艦からミサイルを発射するのは、思っているよりずっと大変だった

 2017年5月4日の夜(現地時間)、最先端の爆撃機2機を含むロシア戦闘機4機がアラスカ沖に飛来したのです。 
 
 米国空軍F-22ラプター戦闘機によってインターセプト(進路妨害)された、この戦闘機の飛来。そのちょうど1週間前にも、ロシア軍用機が北極圏のアメリカ領空付近に4日連続で接近したという事件が起こったばかりのことでした。 
 
 当日飛来したのは、戦略爆撃機Tu-95MS「ベア」が2機と、多用途戦闘機Su-35「フランカー-E」またの名は「スーパーフランカー」の2機です。爆撃機「ベア」の飛来は珍しいことではありませんが、アラスカ沖で「スーパーフランカー」が発見されたのは初めてのことです。 
 
 「スーパーフランカー」は1980年代のSu-27の最新型で、レーダー機能が改善され強力なスラストベクタリングエンジンを搭載した、ロシアの最先端戦闘機です。飛来した「スーパーフランカー」は武器に関しては搭載していなかったとのことです。

果たして、どの軍事基地から飛来したのか?

 「Foxニュース」によると、ロシア戦闘機はアラスカ州チャリオットから50マイル(約97km)南西で、その地域を巡視していたF22ラプターによってインターセプトされましたが、武器は搭載していなかったということです。これら戦闘機は、飛行の理由と目的地を米国に告げることが義務付けられている米国防空識別圏内に侵入しました。が、米国領空内には侵入しませんでした。 
 
 今回の防空識別圏内侵入の数日前には、アラスカ沖に4日間連続でロシア戦闘機が飛来していましたが、その内の2日間では、Tu-95MS爆撃機が2機、それ以外の2日間ではIl-38対潜哨戒機「メイ(May)」が確認されました。

 「スーパーフランカー」が、どの軍事基地から飛来したのかは不明です。爆撃機「ベア」は、ロシア極東地域のウクラインカ航空基地から2500マイル(約4023km)離れたアラスカ州チャリオットまで、簡単に飛行できる能力をもっていますが、「スーパーフランカー」の飛行距離は「ベア」よりもはるかに短いのです。ですので、「スーパーフランカー」は米国により近い基地から飛び立ったはずで、途中で燃料補給の必要があった可能性も考えられます。 
 
 果たして何の目的で飛来していたのか?は、未だに謎です。が、アメリカ国民は「スーパーフランカー」が飛来したことに驚いていたことでしょう。

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最終更新:6/1(木) 21:10
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