ここから本文です

【もやもや】他人事じゃない「知人からの性的暴行被害」。実名顔出し28歳の告発の行方は?

6/1(木) 18:00配信

Suits-woman.jp

2年前にレイプ被害にあった28歳の女性が、加害者の不起訴処分を不服とした申し立てをしたということに関して、実名・顔出しで記者会見を行ないました。

女性が美人だったこと、相手が著名人だったこともあって、ネットでは大きく報道されています。

政治と権力と女ーー。まるで、仲間由紀恵がゲスト主演する『相棒-2時間スペシャル版』のシナリオです。
様々な利害と思惑が交錯しているのでは、とレイプ被害の告発そのものよりも、誰が何のために動いているのか、ということのほうに注目が集まっている気さえします。

その中で、彼女は集中砲火を浴びています。

「美人だからしょうがない」
「自分から相手にコンタクトを取ったくせに」
「コネで就職しようとなんて思うから悪い」
「売名行為」

彼女が記者会見のときに着ていたシャツの胸元のボタンが開いていたことを指摘して、「スキのある女だ」という声も聞こえてきます。
「もともと、そういう女なんだから、こういうことになっても自業自得」

そうでしょうか。
彼女はジャーナリストだそうです。職業柄、どういう映像や言葉が、どうやって伝わるのかは十分知っているはずです。そうでなくてもレイプ被害者の告発が、どのように扱われるかは、素人でも知っています。
セカンドレイプは必ず起こる。

その上で、彼女は実名、顔出しに優位性があると判断したのだと思うんです。

「自分に非がある女はレイプされてもしょうがない」という意見は必ず出てきます。むしろ、非がひとつもなくても、「何かあったんじゃないか」と当然のように疑うのが世論です。
でも同時に、私のような「どんな理由があってもレイプしていいことには絶対にならない」という声もあがります。

だっておかしいでしょう? イヤなものはイヤに決まっているじゃないですか。人格や行動は、レイプとは関係ないですよね。

胸元のボタンについても、揶揄されることは織り込み済みだったのではと実は思っています。指摘して彼女を攻撃する意見に対して「レイプされたくないならまず服装に気を付けろという考えはおかしい」と反論するには、きっかけが必要だからです。
そのきっかけの誘いとしての「開いたボタン」だったのかもしれませんよ。

1/2ページ

最終更新:6/1(木) 18:00
Suits-woman.jp

記事提供社からのご案内(外部サイト)

Suits WOMAN

小学館

2016年 秋号
10月5日発売

590円(税込)

働く30代のためのリアルライフマガジン。
マネー、美容、健康、デジタルなど
きちんと地に足の着いた“堅実女子”の
不安や悩みにきめ細かくお応えします。

Yahoo!ニュースからのお知らせ