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デキる人の話し方に「3つの共通点」 簡単な心がけでビジネスもうまく回る!

6/1(木) 12:03配信

NIKKEI STYLE

 自分の気持ちをうまく言葉にすることができない。そんな悩みを持つ人は、多いものです。そこで、今回は話し方の基本ともいえる「3つのポイント」に絞ってお話しします。

 私自身、幼少期に患った「吃音症」のトラウマが抜けず、苦しんだ時期がありました。言わなくても察してほしい。これぐらいはわかってくれるだろう。そんな意識を抱いていたこともありました。

 言葉だけがコミュニュケーションツールではありません。しぐさや雰囲気で伝わるものもありますが、言葉にしなければ、本当のところは伝わりません。相手に誤解されたり、ゆがんで伝わったりしたら、嫌ですよね。話し下手だからと諦めても、「○○さんはわかってくれない」と人のせいにしても、何も変わらないのです。

 伝えたいのに伝わらないという人のパターンには次のようなものがあります。言いたいことをうまく表現できない。言いたい気持ちが先走り、適切な言葉が出てこない。話がわき道にそれたり、余計なことまで話したりしてしまう。会話をしているうちに、何を言いたいのかが自分でもわからなくなってしまうこともあります。

 反対に、あの人の話は聞いていて心地よい、わかりやすいと感じる話し手があなたの周囲にもいるでしょう。仕事ができて人づきあいも上手な人は、自分の信念や主張があり、決断力や判断力を備えていますから、話し方がしっかりしています。

■電話で話しているつもりになれば、口調がしっかりする

 だからといって、マシンガンのように言葉をまくしたてたり、強い口調で相手に決断を迫ったりして、語気で人の心を動かそうとは思っていません。できる人が共通して持つ話し方の特徴は「語尾がはっきりしている」「あいまいな表現やネガティブな言い回しは使わない」「要点から整理して話す」――この3点です。

 「何だ、そんなの簡単だ」「当たり前のことではないか」と、思った人はよく考えてみましょう。相手が目の前にいて話をするのならば、先の3つのポイントが多少ぼやけていても、あなたの思いは伝わるでしょうが、しぐさや表情がわからない電話ではどうでしょうか? 「私の話は100%伝わっている」と、胸を張れる人は少なくなるでしょう。

 とりわけ怠りがちなのが「語尾をはっきりさせる」という意識です。語尾には話し手の意思がこもるからです。

 たとえば「私は○○だと考えます」と言えば、きちんと考えて発言しているという意思が伝わりますが、「私は○○だと思うのですが……」と言えば、語尾を濁して相手の様子を探っていると受け取られるでしょう。あるいは「私は○○でもいいと考えます」と言えば、「○○でも」というフレーズから、「まあ、こんなものでいいでしょう」というような、投げやりな印象を相手に与えてしまいかねません。語尾が弱々しく、消え入るような物言いでは、自己主張をしているとはいえないでしょう。

 こうした話し方をする人は、対面の会話であっても、相手が見えない「電話」で話をするように、語尾まで丁寧に発音するように意識しましょう。だからといって「です!」「ます!」と語尾を強めるのはご法度。肝心の内容がぼやけてしまうので、注意を払う必要があります。

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最終更新:6/1(木) 18:45
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