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激増した3-4-2-1で選出。プレミアリーグ「私的ベスト11」発表

6/1(木) 8:00配信

webスポルティーバ

 チェルシーの戴冠で幕を閉じた2016-2017シーズンのプレミアリーグ。開幕前に「優勝候補」と叫ばれながら優勝争いに加われなかった3位シティと6位ユナイテッドのマンチェスター勢、在任21季目でサポーターから過去最大の解任論が巻き起こったアーセン・ベンゲル率いるアーセナル、昨季に続いてチャンピオンズリーグ出場権獲得で躍進したトッテナム・ホットスパー、そしてリーグ優勝から一転して苦戦が続いたレスター・シティと、さまざまなドラマが繰り広げられた。このコラムでは“私的“ベストイレブンを選出し、そこから今シーズンを紐解いてみたい。

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 フォーメーションは、リーグ王者のチェルシーが採用した3-4-2-1。これまで4バックを基本型としてきたプレミアリーグで、同布陣を採用するクラブが劇的に増えた。チェルシーを皮切りに、トッテナムやマンチェスター・C、エバートン、ウェストハム・ユナイテッド、さらにはアーセナルまでもが3バックをベースに選んだ。

 まずGKには34歳のベテラン、リー・グラント(ストーク・シティ)を選出した。純粋なパフォーマンスで評価すればダビド・デ・ヘア(マンチェスター・U)やウーゴ・ロリス(トッテナム)が該当するが、ストーク・シティの正守護神ジャック・バトランドが長期離脱した穴を見事に埋めた点を評価。さらに、昨季まで英2部のダービー・カウンティに在籍し、今季がプレミアリーグ初挑戦という苦労人である点も加味したい。派手さはないが、堅実なセーブでゴールマウスを守った。

 3バックは、右からセサル・アスピリクエタ(チェルシー)、トビー・アルデルヴァイレルト(トッテナム)、ヤン・フェルトンゲン(トッテナム)の3人。右サイドバックを本職とするアスピリクエタは、3バックシステムに見事に適応していた。ステイするか、ボールを奪いにいくか。1対1の局面における状況判断に優れ、リーグ優勝に大きく貢献した。

 3バック中央部には、ダビド・ルイス(チェルシー)と僅差でアルデルヴァイレルトを選出。堅実性の点で穴がなく、速さを活かしたカバーリングも突出していた。速さ、強さ、巧さの三拍子が揃うフェルトンゲンも、ハイラインを敷くトッテナムの最終ラインを支え続けた。

 また、DFの敢闘賞としてママドゥ・サコー(クリスタル・パレス)を挙げたい。リバプール時代はトラブル続きでパフォーマンスにムラがあったが、サム・アラダイス監督率いるクリスタル・パレスに期限付きで加入してから好パフォーマンスを維持した。その成果は、失点続きで降格の危機に瀕していたクリスタル・パレスを3試合連続のクリーンシートで上昇気流に乗せたことでもわかる。彼が出場した試合は5勝2敗1分。ひざのケガでラスト4試合を欠場したが、力強い守備で不振のチームを救った。

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