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「強すぎて退屈」の2強、ウォリアーズとキャブス。3度目の激突は?

6/1(木) 17:20配信

webスポルティーバ

◆NBAプレーオフ2017 ファイナル展望

「クリーブランド・キャバリアーズvs.ゴールデンステート・ウォリアーズ」。NBAファイナルは3年連続の同カードとなった。両チームの対戦は、もはや6月の風物詩と呼んでもいい。2015年はウォリアーズ、2016年はキャブス、2017年の勝者はどっちだ?

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 既視感、デジャヴ――。3年連続と言うべきか、それとも7年連続と言うべきか……。

 2016-2017シーズンのNBAファイナルは、3度目となるキャブスvs.ウォリアーズ。同じチーム同士の3シーズン連続のファイナルは、NBA史上初の出来事である。

 さらに言えば、レブロン・ジェームズ(キャブス/SF)にとっては7年連続のファイナル進出。レブロン以外でこの偉業を成し遂げた選手は、1960年代に前人未到の8連覇を達成し、黄金期のボストン・セルティックスに所属したビル・ラッセルを含む6選手しかいない。

※ポジションの略称=PG(ポイントガード)、SG(シューティングガード)、SF(スモールフォワード)、PF(パワーフォワード)、C(センター)。

 4月中旬から始まったNBAプレーオフ。両チームの戦いぶりは圧倒的だった。

 ウォリアーズはプレーオフ史上初となる、ファーストラウンドから12連勝でウェスタン・カンファレンスを制圧。対するキャブスもボストン・セルティックスとのカンファレンス・ファイナル第3戦を落としただけの12勝1敗で、イースタン・カンファレンスの頂点に立った。キャブスが落とした1戦というのも、終始キャブス楽勝ムードのなかでセルティックスのスリーポイント(3P)攻勢が功を奏し、残り0.1秒でエイブリー・ブラッドリー(SG)に3Pを沈められたミラクルな展開だった。

 しかし、彼らの強さは魅力的だが、強すぎるというのは退屈だ。全米のメディアも「2チームが強すぎることでファン離れが起きるのでは?」と危惧する。そんななか、オクラホマシティ・サンダーからライバルのウォリアーズに移籍し、完全にヒールキャラとなったケビン・デュラント(ウォリアーズ/SF)は、今季のプレーオフに関してこう言及した。

「ファンはすべての試合でブザービーターを見たがる。第7戦までもつれるシリーズがいくつもある素晴らしいプレーオフもあれば、今年のようなプレーオフもある。選手としては常に勝ちにいくし、できる限りのプレーをするだけ。見たくないなら見るな」

 ただし、このファイナルだけは、バスケファンなら見るべきだ。

 2015年のファイナルは、4勝2敗でウォリアーズが40年ぶりの優勝。2016年のファイナルは、1勝3敗と追い込まれた崖っぷちのキャブスが3連勝で逆転して優勝。つまり現在、1勝1敗――。今年勝ったチームは、因縁のライバルに少なくとも1年間は勝ち越すことができる。

 振り返れば、今シーズンは開幕直後から火花が散っていた。ドレイモンド・グリーン(ウォリアーズ/SF)は王者キャブスへの敵意を隠そうとはしない。

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