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「更年期」症状には意外な危険が…この症状は何科に行くべき!?

6/1(木) 16:01配信

女性自身

「そもそも更年期とは、卵巣機能が低下して、ホルモンのバランスが崩れる閉経の前後約10年間。一般的には45~55歳の10年をいいます」

そう話すのは、よしかた産婦人科副院長の善方裕美先生。二十数年にわたり更年期世代の女性を診察し続け、その悩みに伴走してきた。『だって更年期なんだもーん』シリーズ(主婦と生活社)の著者・監修者でもある。自身も更年期世代、ど真ん中だという善方先生が、更年期の基礎知識を教えてくれた。

「この時期に現れるさまざまな心身の不調を“更年期症状”、その不調が日常生活に支障をきたすほどになることを“更年期障害”といいます。卵巣の寿命により女性ホルモンが減少し自律神経のバランスも乱れることから、ほてりや動悸をはじめ不快な症状が起こります」

不調には、性格や社会的な環境面も大きく影響する。

「“まじめ”で“完璧主義”“神経質”な人ほど、更年期の症状が悪化しがち。『ま、いいか~』と楽観的な人のほうが症状が軽くすむようです」

大事なのは、早めにクリニックを受診すること、と善方先生。

「まずは自分の症状の場合、どの科に行けばいいかを知りましょう。のぼせ、ほてり、発汗、ホットフラッシュと呼ばれるカーッとのぼせるような症状は、婦人科または内科で大丈夫です。イライラ、憂うつ、不眠などの精神神経症状の場合、更年期はうつ病を発症しやすいこともあるので、心療内科や精神科をおすすめします」

え?更年期って全部婦人科じゃないの?

「更年期障害の症状は、いろいろな病気にリンクしていることもあるので、症状の奥にほかの病気が隠れていないかどうかを、ちゃんと見極めることが大切です。何科がいいかわからなかったり、全体的な相談をしたいときは、婦人科でもいいのですが、その場合も、ほかの科での詳しい検査をすすめられたりします」

次を参考に、自分の症状から、行くべき科を見つけてみよう。

【のぼせ、ほてり、発汗(血管運動神経症状)】
→婦人科または内科へ

【イライラ、眠れない、憂うつ、不安感が強い(精神神経症状)】
→心療内科、精神科へ

【頭痛、頭が重い、耳鳴り(頭の症状)】
→頭痛外来、脳神経外科へ

【手足のしびれ、こわばり(末梢神経系)】
→神経内科へ

【肩こり、腰痛、関節痛(運動器系)】
→整形外科、ペインクリニックへ

【トイレが近い、尿もれ、性交痛(生殖・泌尿器系】
→泌尿器科、性交痛は婦人科へ

【肌の乾燥、かゆみ(皮膚の症状)】
→皮膚科(女性器のかゆみなら婦人科)へ

【のどの違和感、おなかの張り、便秘(消化器系)】
→消化器内科へ

【動悸、息切れ(循環器系)】
→循環器系、または内科へ

【ドライアイ、目の疲れ(目の症状)】
→眼科へ

【めまい、耳鳴り】
→耳鼻咽喉科へ

【だるい、疲れやすい、冷え、匂いが気になる、物忘れが多い、指が太くなった、太りやすいなどの全身症状】
→内科、婦人科へ

「最近では『先に脳のMRI検査をしましたが、問題なかったです』というふうに、専門の科で診てもらってから、婦人科に来る人も増えています。事前に専門の科の検査を受け、ほかの疾病がないことがわかっていると、婦人科としても、更年期の症状として処置や治療がしやすいんです。ただ、性交痛や性器のかゆみなど、女性特有の悩みは婦人科を受診してください」

最終更新:6/1(木) 16:01
女性自身

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