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【中日】夢の球宴を“感謝の球宴”に チームを去った彼らに御礼が言いたい

6/2(金) 11:00配信

文春オンライン

猛者が集結する夢の球宴

 5月23日、スポーツ紙にはオールスターゲームのファン投票中間発表が大きく掲載。開幕から我がドラゴンズの勝敗に日々一喜一憂していた為、完璧に時の感覚を失っており、ただただ、もうそんな季節かぁと感じたものであった。

 オールスターゲーム、またの名を夢の球宴と呼ぶ。7月に行うこともあり、織姫と彦星が年一回逢える日の如く、セ・パの強者が名誉とプライドをかけ一世一代のパフォーマンスを見せる、いや魅せる舞台である。一昔前は「人気のセ、実力のパ」と言われ、オールスターの場で活躍し、名前を売ろうと全パの選手は奮起したものだった。

 また幼少の頃は読売中心のテレビ放送だった為、名古屋地区に住む私たちには年一回の全パ選手品評会の場にもなっていた。「阪急の長池って左肩にアゴを乗せて打つんだ」とか、目を輝かせて見ていたものである。江夏の9者連続三振、掛布の3打席連続ホームラン、清原vs桑田、落合vs野茂、ピッチャー・イチローなど、夢という表現がピッタリのシーンが数多く生まれ、野球の素晴らしさ、面白さを頭の中に植えつけてくれたものだった。今では交流戦もあり、この場でしか味わえない希少価値は薄れたものの、今でもオールスターゲームは選手もファンも心躍る場であることは言うまでもない。

 そんな夢の球宴、今年開催される球場はなんとナゴヤドームとZOZOマリンスタジアム。5月28日現在、セ・パ最下位に沈むドラゴンズとマリーンズの本拠地というのも何かの因縁なのだろうか。毎年ファン投票では投票数が伸びないドラゴンズ。今年ぐらいは地元開催だけに、せめて誰か一人くらいはファン投票で選出して晴れの舞台でプレーしてもらいたいところだが、果たしてどうなることやら。

 2011年以来6年ぶりの開催となるナゴヤドーム。ファンとしてはただ単に野球だけを見るのではなく、オールスターゲームという“祭”を始まる前から終わった後まで楽しみたいと願う。アメリカ並みに一週間かけ、街をあげてのお祭とまではいかないまでも、名古屋の至る所をプロ野球というコンテンツで活気づけることはできないだろうか。

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最終更新:6/2(金) 11:00
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