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女性の職場での創造性を著しく阻害する要因とは

6/2(金) 8:10配信

ライフハッカー[日本版]

Inc.:男女の機会均等を含む、ダイバーシティ(多様性を尊重する環境)が進むほど、イノベーションは進むものです。同じ人間ばかりで会議テーブルを囲んでも、同じようなアイデアしか出てきません。創造性を引き出したければ、異なる観点をぶつけ合い、火花を散らす必要があるのです。

この概念はけっして新しいものではありません。そして、チーム同士でアイデアを競わせるというように、健全な競争意識を刺激して創造性を促進する方法も一般化し、多くの企業が実践しています。

ダイバーシティの恩恵が台無しに

しかし、あまりよく知られていないのは、この2つのアプローチが組み合わさったときに起こる現象です。セントルイスのワシントン大学が行った新たな研究で、男女混合のチーム同士を競争させると、成果が上がるどころか減退するという結果が出たのです。

同大学のMarkus Baer経営学教授がこの研究を行った目的は、チーム同士の競争意識が高まると創造性にどのような影響をおよぼすかを調べるためでしたが、結果に、大きな男女差が見られたのです。男性の場合、同僚との競争は創造性を向上させ、より多くのアイデアが生まれました。一方、女性が同じ境遇に立った場合、創造性が著しく低下してしまったのです。

Baer教授はこのように述べています。「複数のチームが協働する状況ならば、女性のパフォーマンスは、男性を上回るほど向上する、つまり、創造性が高まる傾向があるのですが、そこに競争という要素が加わったとたんに事態が変わります。チーム同士の競争になると、男性は、仲間と団結し、相互依存と協調性をいつも以上に高める一方、女性はその逆になるのです」

この作用は、競争のプレッシャーが高く、チーム内の女性の数が多いほど、強く働くといいます。「チーム間の競争が激しいほど、チームのアイデア創出への女性の貢献が少なくなりました。そしてこの減退効果が最も大きかったのは、チームが女性だけで編成されているときでした」とBaer 教授は述べています。

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