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スマホ創世記に市場をリードしてきたHTCが帰ってきた!他にない独自機能を搭載したスーパースマホ『U11』登場

6/2(金) 18:35配信

@DIME

今や、世界のスマホ市場のトップシェアを争っているのはアップル、ファーウェイ、サムスンなどの巨大企業たち。スマホ市場を切り開いたアップルを除くと、Androidスマホというものが登場したころ、これらの企業はまだ絶対的な存在ではなかった。そして、逆にスマホ創世記にかなりの存在感があったものの、最近ではあまり話題にのぼらなくなってきた企業もある。たとえば、HTCだ。

【写真】スマホ創世記に市場をリードしてきたHTCが帰ってきた!他にない独自機能を搭載したスーパースマホ『U11』登場

HTCというメーカーは実はスマートフォンの歴史のなかで数々の重要な役割を果たしてきたメーカーだ。HTCの功績は以下のような感じだ。

2005年 世界ではじめての3G通信機能搭載スマホ「HTC Universal」リリース
2006年 HTC NIPPON設立
2007年 世界初のタッチスクリーン技術搭載「HTC Touch」リリース
2008年 世界初のAndroid端末「HTC Dream」リリース
2010年 世界初の4G通信対応スマホ「HTC EVO 4G」リリース

いかがだろうか? 多くの主要なレボリューションがHTCによってなされたのがわかるろう。2010年あたり以降、マーケットは一般化が進み、コンシューマーが好むような製品が求められるようになり、HTCはその波にうまく乗れなかったというか、最近ではあまり人々の話題にのぼることが少なくなっていた。

そのあいだ、HTCは何をしていたのだろうか?実は無為に時を過ごしていたのではなかった。

最近はVR時代などと言われ、多くのVR関連デバイスが登場している。ある意味、VRというものに大きな期待をさせたデバイスとして「Oculus Rift(オキュラスリフト)」があるが、いざ発売されてみると、日本ではVIVE(バイブ)というデバイスのほうが存在感が大きく、多くのVRテーマパークのVRアミューズメント機材に使われるようになった。

VIVEは単純にVR映像を見せるだけではなく、現実の空間内での体の動きも検知して、VR映像に反映するという、現実とVR空間を融合することができるのだ。

このVIVEを開発したのがHTCだ。HTCはスマホ世界から姿を消したように見えたが、実は次のレボリューションを準備していたというわけだ。

そんなVIVEをリリースしたのが2016年。今年、2017年にまたHTCは新スマホをリリースしてきた。それが「U11」だ。HTCは台湾での発表会に続き日本で「HTCサポーターズクラブ キックオフミーティング」を開催し、U11を発表した。日本市場をかなり重視しているようだ。

■外観

U11の外装は非常に特殊なものを感じる。表面はまるで鏡のように光沢を持ち、そのカラーは光線の具合によって変化するのだが、その色は今までに見たことがない色という感じで非常にファンシーだ。

そして、この外装はフルガラス製になっている。今までも背面にガラスを使ったスマホというのは存在している。現在でもASUSの「ZenFone3」などがある。これらの機種では背面のみがガラスなのが普通で、側面はガラスではない。

U11が独自なところはサイドまでガラスになっているところだが、凄いのはボディが滑りやすくなく、普通にホールドできるところだ。美しいルックスに加えて、実用性も持っていることになる。一見、地味なことのように思えるかも知れないが、実際に手に持って使う道具としては重要なポイントだ。

ちなみにディスプレイは5.5インチと大型で2560×1440ドットと精細だ。

■EDGE SENSEとは?

この美しいボディにはほかのスマホにないギミックが仕込まれている。ボディを握ることでカメラやアプリを起動したり、Google音声認識を起動できるのだ。この機能は「EDGE SENSE」と呼ばれる。ちなみにカメラを起動するだけではなく、カメラのシャッター操作もボディを握って実行できる。

普通、スマホを使うには片手で持って、片手で画面操作をしてアプリを起動したり、操作したりすることになるが、U11は片手でカメラを起動して写真を撮影することができる。

U11は防水になっているので、片手で傘を持ち、片手でカメラを起動して撮影するというような使い方もできそうだ。

また、Googleの音声認識機能が「OK!Google」の声で起動するのは有名な話だが、実際にスマホにしゃべりかけて使っている人は多くないように思える。ボディを握ることで起動できれば、音声認識による検索を利用する機会も増えるだろう。

そして、ユーザーによって握る力というのは異なるわけだが、この握る動作の握る力の強さはユーザーが好きに設定することができる。

■高度なカメラ機能

メインカメラは12メガピクセルでF1.7と極めて明るい。そして、インカメラは16メガピクセルF2.0になる。カメラセンサーとレンズ性能を数値的に評価しているグローバルな評価機関「DxOMark」で90スコアという史上、もっとも高い評価を得ているというので、期待できそうだ。

■独特のオーディオ

オーディオ機能もHTCらしくギミックに溢れている。ハイレゾオーディオの再生に対応しているのは当然として、音楽を聴くときに、音量や音域をそのユーザー向けに最適にカスタマイズしてくれるという。また、ノイズキャンセリング機能にも対応している。

人の耳の形状は一人一人異なっていて、同じ音でも音の聞こえかたが異なる。U11では音の反響から耳の構造を解析し、音を最適化するという。

■AIを取り入れたUI

U11には今、流行の「AI」も取り入れられている。これは「HTC センス・コンパニオン」と呼ばれ、ユーザーのさまざまな行動情報を集め、さまざまな提案をしてくる。スケジュールをチェックし、必要があればバッテリ充電をするようにガイドしてくるなど、今までのスマホよりも一歩進んだアプローチをしている。バッテリに関してもAIでアプリごとに最適化して長時間駆動が可能になるという。

最近ではカメラに力が入ったスマホだの、外観に力を入れるスマホだの、ポイントを絞って強化することが多くなっている傾向があるが、U11はカメラ、オーディオ、ディスプレイ、外観、使い勝手など、重要なポイントに対して、どうあるべきか?何ができるか?を論理的に考えてアプローチしているように見える。

最近、ハイエンドスマートフォンには高速なプロセッサありきな閉塞感を感じる面があったが、U11を見ていると、スマホにはまだあらたな可能性があるのかも知れないと思わされる。

現時点では発表されたばかりで日本国内では販売されていないU11だが、他にない便利さを持っている。高度なカメラやオーディオに加だけでなく、使いやすいスマホを探している人にオススメなものだと言えそうだ。

文/一条真人

@DIME編集部

最終更新:6/2(金) 18:35
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