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「アダムのリンゴ」って何のこと? 単語や文法の勉強だけじゃ分からない! 古代ギリシアから21世紀のIT用語まで英語を楽しく学べる本!

6/2(金) 11:00配信

ダ・ヴィンチニュース

 日本では、英語を苦手としている人が多い。かくいう私も中学生時代、約1ヶ月間、米国の一般家庭に寄宿しておきながら、ついぞ上達せず親にはお金を溝に捨てたと嘆かれた。識者はリスニングが足りないとか、文法に偏重している教育方法に問題があるとか指摘しているが、そもそも日本での生活に必要が無いからという説もある。というのも、外国に追いつけ追い越せと躍起になっていた明治時代に、多くの外国語が日本語に置き換えられ、当時の日本に無かった単語は古代中国の文献などまで参考に造語していたからだ。

 それはつまり、文化の違いが横たわっていたからに他ならない。その文化面に目を向けて、英単語や慣用句の由来から英語の面白さを教えてくれるのが、この『アダムのリンゴ』(小泉牧夫/IBCパブリッシング)である。

 本書の標題にもなっている「Adam’s Apple」は、そのままGoogle先生に翻訳してもらうと「アダムのりんご」となってしまうが、本書によれば「喉仏」のことで、旧約聖書において神から食べることを禁じられた「禁断の果実」を齧ったアダムが慌てて飲み込もうとして、喉に詰まらせてしまったのが由来だという。古代ギリシアからローマ時代、中世や近代などの時代ごとに章が分けられている本書でも、キリスト教絡みの言い回しが英語には少なくなく、答えが“Yes”以外にない質問を相手にすると、「Is the pope Catholic?」(ローマ教皇はカトリックなの?)と返されることがあるそうだ。日本人からしたら何を聞き返されたのかと戸惑ってしまうこの言葉は、「分かりきったことを聞くなよ、当たり前だろう」という意味なのだとか。これと同じ意味になるらしい「ちょっと下品で不謹慎な表現」も本書では紹介されており、その英文を試しにGoogle先生に尋ねてみたものの、「熊は森の中でうんざりしていますか?」と翻訳されて意味が分からなかった。

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