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小池知事の五輪費用削減「私の時代の予備費使っただけ」と舛添氏

6/3(土) 7:00配信

NEWS ポストセブン

 豊洲移転や五輪費用をめぐる小池劇場の最中、沈黙を貫いてきた男がいる。政治資金の公私混同問題などをめぐって昨年6月に辞任してから1年、舛添要一・前都知事は当時の批判やその後の小池ブームに何を思うのか。新刊『都知事失格』が話題の舛添氏が、本誌に独占手記を寄せた。同氏は都知事辞任前のバッシングについて「最高のサーカス(見世物)だった」とした上で「私はライオンに喰われた。マスコミに、そして彼らが作り出した世の“空気”に完敗したのだ」と述懐している。

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 だが、そのライオンをうまく手なずけた政治家がいる。そう、私の後任知事となった小池百合子である。若い頃、テレビで共演したことはあるが、政治家としての彼女とは接点はない。

 私の友人のある自民党政治家が、彼女のことを「刹那主義の権化だ」と評したことがある。その意味するところは、「先の見通しなど考えず、その瞬間、瞬間で判断する人物」だということだ。「いま人気が出ればよい、その場がしのげればよい」というのが彼女の判断基準だという。

 実際に、小池都政の1年を分析してみよう。

 まず五輪会場のコスト削減問題。就任早々、大会会場の見直しを掲げたが、何の成果も出すことはできず、私の時代にストックしていた予備費を使うことによって、コストを下げたようなパフォーマンスをしただけであった。ボート会場に至っては、長沼ボート場を候補に挙げて宮城県に期待感を持たせただけであり、振り回された地元は大迷惑を被ったに違いない。

 ボート会場については、組織委員会も東京都も何か所もの代替候補地を現地視察も含めて検討し終わり、IOC(国際オリンピック委員会)との協議も積み重ねてきたのであって、小池知事の政治的パフォーマンスで簡単に変更できるような軽いテーマではなかった。

 そもそも五輪のコスト削減問題は、私の在任時から喫緊のテーマだった。当初、東京五輪に備えて新たに建設する恒久施設費用は、建築費や物価、人件費の高騰などで4584億円にまで膨れあがっていた。

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