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【浮気事件簿】束縛夫の妻、場末の立呑みビールをひっかけて幕が上がる復讐の浮気劇

6/3(土) 10:01配信

Suits-woman.jp

探偵歴10年以上、浮気調査に定評があるリッツ横浜探偵社・山村佳子が目撃した、男と女の浮気事情をご紹介。パートナーがいる男女の恋愛の詳細について、多くは語られないものです。気になるその詳細を美人探偵・山村佳子がその事件簿から解説します!
浮気がバレた後の夫婦関係、浮気調査のポイントはどこなのかも紹介。

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今回の依頼者様は、男性です。中村翔太さん(仮名・39歳)は、都心の総合商社で働くエリートビジネスパーソン。見た目も永瀬正敏さんに似ていてとっても素敵です。カウンセリングの日も、ご自分と私の分までコーヒーを買ってきてくださいました。こんなにカッコよくて、気配り上手な旦那様がいるのに、なぜ奥様は浮気をするのか……と不思議に感じました。翔太さんは見た目も清潔感があり、指先まで美しく整えられています。スーツでカウンセリングルームにいらっしゃったのですが、ネイビーのスーツにはホコリひとつなく、白シャツの袖や襟にはシミがない。ネクタイはフランスのハイブランドの新作でした。


「同じ年の妻が浮気をしています。異変を感じたのは、3か月前。前職の美容関連会社の飲み会の後からです。その日は銀座で飲んだと言うのですが、朝帰りをして、その後も深夜に帰るようになりました」

帰宅しても同じ寝室には入らない、気配を感じるだけで幸せという夫婦関係

翔太さんの家は、品川区内にある一軒家。ご両親から譲り受けた土地に、翔太さんがデザインをした家を5年前に建てたそうです。
「妻はあまり家に興味がないみたいで、階段の上り下りが面倒だと言い、ほぼ1階で生活しています。僕は家が大好きで、2階の書斎で仕事をしていることが多く、そのまま、その部屋の簡易ベッドで眠ってしまうことも多いんです。妻はアロマテラピー関連の仕事をしていて、スクールで教えたり、トリートメントをしたりで、遅くなることが多いんです。僕がうとうとした23時ころに、ガチャッと音がして“あ、帰って来た”と思うのが幸せだったのに、最近は深夜まで玄関のドアが開く音がしないのです」


奥様とは家庭内別居なのでしょうか、と伺うと翔太さんはそうではないと言います。


「僕と妻は“友達夫婦”なんですよ。お互い好きな仕事をして、いざという時に助け合うパートナーです。週末は同じベッドで寝ていますし、子どもが欲しいとも思っています。だからこそ、浮気をしてはいけないというか……やはり、別の異性と恋愛関係になるというのは、相手を傷つける行為ですし、裏切りだと思うんですよね。それに不潔です。あの妻が別の男と、汚らしいホテルに行ったと思うと、怒りが湧き上がってきます」


今までの経験上、男性でここまで奥様の浮気に対して、嫌悪感を表明した人はいませんでした。翔太さんは見た目が端正なだけに、むき出しの怒りがダイレクトに伝わってきて、もし、奥様がクロだったら、一波乱あるな……と思いました。


「僕が書斎にこもりがちなことをいいことに、妻は毎日のようにデートを重ねているようです。もし、妻が別の男性と浮気をしていても、離婚をするつもりはありません。なぜなら、妻ほど美しく自立している女性はいないからです。よその女は、誕生日にサプライズをしろとか、旅行につれていけとか本当にうるさい。付き合うまでは僕に尻尾を振っているくせに、恋愛関係になったとたんにふてぶてしくなる。僕は、恋愛を男女関係の切り札に使う女が大嫌いなんです。とにかく、妻が浮気を恥じて、また僕との静かな生活に戻ってきてくれればいいと思っています。ですから証拠は1回分だけおさえてください。お金はいくらかかっても構いません」

※本連載はプライバシーに配慮し、体験内容を変えない程度に一部書き換えています。

依頼者・翔太さんの女性嫌悪の原因、“いい夫”の仮面が調査の結末で暴かれていく……続編に続きます。

最終更新:6/3(土) 10:01
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