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ドミニック・ローホー「バッグとは自分の本質。合うものを選べば自分らしくいられる」 [mi-mollet]

6/3(土) 14:01配信

講談社 JOSEISHI.NET

心豊かに暮らすために、ムダをできる限り削ぎ落す……、そんな「シンプルライフ」を提唱しているドミニック・ローホーさん。

シンプルライフとは人それぞれ違うもの。ですから自分にとってなにが“必要”かを知らなければ、手に入らないものです。ではどうすれば自分の“必要”を知ることができるのでしょう? その鍵は、私たちにとってもっとも身近なモノの一つであるバッグにありました!

バッグ選びとパートナー選びは同じ

バッグとは自分の本質。その中に入れるものには自分自身が表れています。だから本当なら、中身にもピッタリなバッグを選ばなければならないもの。でも多くの人は逆になっている、とドミニックさんは言います。

「皆、バッグに中身を合わせているのです。このブランドだから、このデザインがかわいいからと、先にバッグを選んで、自分が入れたいものが上手く入らなくてイライラし、また新しいバッグを買ってしまっている。……こう考えてみてください。バッグ選びはパートナー選びと一緒だ、と。自分にぴったり合ったパートナーなら、ずっと一緒にいても心地がいいし、大きさや革の質、ポケットの位置など長くいればいるほど愛着が沸きますよね。でも外見だけで選ぶと心地が悪かったり、すぐ飽きてしまう。それと同じで、バッグも本当に自分に合うものを選べば、自分らしくいられて心が落ち着くんです」

バッグ選びは自分のスタイルを書き出すことから始まる

では、そんな自分にピッタリのバッグを見つける方法とは? 最大のポイントは、「自分とはどんな人間か」を知ることにあると言います。

「いきなりバッグを探すのではなく、まず自分のスタイルがどういうものか、ここを固めてから探すことが大事です。たとえば色なら黒だとか、街で表すならこの街、映画なら、音楽なら……と全部書き出してみるといい。それらを総合して見るうちに、自分のスタイルというものが見えてきます。そこで初めて、『こんなバッグがあればピッタリだわ!』と、自分らしいバッグがどういうものか気づけるんです。私はよく、街行く人のバッグを観察しているのですが、これもオススメですよ。とても似合ったバッグを持っている人、若いのに不釣り合いに高級なバッグを持っている人……、そうやって観察していると『自分らしいバッグとは?』というのが何となく分かってくるんです」

自分のスタイルとは本来は1つですが、最初はなかなか1つに絞りきれないもの。その場合は、「2、3パターン作ってもかまわない」と言います。そうしているうちに、最終的に「私らしいのはこのスタイルだな」という1つが見えてくるそう。

「実際にバッグ探しを始めるのは、そこが固まってから。ここでも探し方のコツがあります。まずは、バッグの形を考えて。自分が快適でいられるのはリュックか、ポーチか、ポシェットか、と。そしてサイズは? ポケットの数は? 仕切りは? 開口部の作りは?……と、細部まで妥協なく追求してほしいのです。いくら条件にピッタリのバッグでも、ネットや通信販売で見つけるのは絶対にダメ。必ず触れて、持って、五感でも感じてください。また中身を実際に移してみて、本当に使いやすいかどうかも確認することです」

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