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トランプ政権激震 イヴァンカの夫クシュナーに新たな疑惑

6/4(日) 7:00配信

文春オンライン

 5月26日、「ワシントン・ポスト」は、トランプ大統領の娘婿、ジャレッド・クシュナー大統領上級顧問が昨年12月に、ロシア側と極秘の通信手段を設けることを画策したと報じた。

「クシュナー氏はトランプタワーでロシアのキスリャク駐米大使と面会した際、米国にあるロシアの外交施設の通信設備を使わせてほしいと持ちかけた。その場には、“ロシアゲート”問題で辞任したマイケル・フリン前大統領補佐官も立ち会った」(現地記者)

 ロシアの外交施設の通信設備を使うこと自体は、違法行為には当たらないが、このニュースは米国民に大きな衝撃を与えた。

「次期米国大統領の陣営の人間が、米国の政府機関による盗聴を警戒して、ロシア側と秘密回線を持ちたいというのは異様です」(同前)

 結局、この計画は2週間後に破棄されたというが、問題はトランプ陣営が極秘回線を使って、何をしようとしていたのか、という点である。

「フリン氏がシリア情勢などについてロシアの軍事専門家と情報交換するため、とされています。その一方で、クシュナー氏がロシア側と何らかの“裏ビジネス”をするために必要だったのでは、という説も浮上しています」(日米外交筋)

“ロシアゲート”をめぐっては、先ごろ、ロバート・モラー元FBI長官が疑惑を追及する特別検察官に任命されたが、大統領の最側近であるクシュナー氏に疑惑が“飛び火”した意味は大きい。

「ホワイトハウスはワシントン・ポストの報道に対してコメントを控えましたが、FBIは、クシュナー氏への事情聴取を検討しています。今後両者の全面対決へと発展していく可能性が高い」(同前)

 そうした中で、トランプ大統領のゴースト・ライターといわれるトニー・シュワルツ氏は米CNNのインタビュー番組でこう述べた。

「トランプ氏は負けることをものすごく恐れている。(中略)弾劾されるより、敗戦を勝利に導くべきだ。だから彼は政界を去るときに“勝利宣言”をするだろう」

 専門家の間では、トランプ大統領が弾劾の前に自ら身を引くことで、何らかの司法取引を当局に持ちかける可能性が取りざたされている。

小山 貴

最終更新:6/4(日) 16:21
文春オンライン

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