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秋元康、指原莉乃の“アイドルとしての存在感”を語る「小泉今日子に続くアイドルの革命」

6/4(日) 15:00配信

リアルサウンド

 6月3日に『秋元康の10時間ラジオ』(NHK総合)が放送された。この番組は、5月3日に10時間にわたりオンエアされたラジオ番組『“秋元康ソング”三昧』(NHK-FM)を、2時間のダイジェストとして構成したもの。作詞家、秋元康が手がけた楽曲は、どのようにして言葉が紡がれてきたのかを探っていく。番組には、おニャン子クラブ元メンバー、AKB48グループ、坂道シリーズのメンバーをはじめ、古舘伊知郎、小室哲哉、稲垣潤一、戸田恵子、菊池桃子など、ゆかりの豪華ゲストが次々と登場した。

 番組のオープニングには、おニャン子クラブの元メンバーに混じって、NMB48 山本彩が出演。ラジオの1曲目として、山本がセンターを務めるAKB48「365日の紙飛行機」をギターの弾き語りで披露した。山本の歌唱を聞いた秋元は「いいですね。山本の声と合ってますよね」と一言。続けて、「最後の部分の<飛んで行け!/飛んでみよう!>はどうしようか迷ったんです。カットしようかなとも思ったんですけど、結果あってよかったなと思いました」と語った。ソロのライブでもこの曲を披露することの多い山本は、「自分自身も励まされることの多い楽曲で、いろんな方から会う度に言っていただけるので嬉しいです」と明かした。

 番組の話題は、リスナーからの質問で山本のソロ曲「疑問符」についての制作エピソードに。秋元は山本について、「山本の世界観っていうのは、本当に人見知りで喋んないんですよ。僕とも喋らないし、でもそれが不快な感じがしないのは山本の場合は軽く変身できないタイプなんですよ。誰が見ても山本彩というアーティストは分からないと思うんです。その分からなさを何か形にしたいなというのはありましたね」と語る。出番を終えた山本は、秋元について「秋元さんが作る音楽はすごく大好きですし、秋元さんがいてくれるので私たちもグループとして活動できているので、まだまだ頑張ってください」とメッセージを残した。

 さらに、番組には稲垣潤一が登場。AKB48の楽曲には、山本彩&稲垣潤一「過ち」がある。秋元はこの楽曲について、「山本彩と大人のデュエットがいいな。稲垣さんとデュエットさせたら、つまり、自分が昔通ってたバーに山本彩を連れて行ったらいんじゃないかなと、無理にお願いしてやってもらったんですけど」と、「クリスマスキャロルの頃には」の作詞を手がけた秋元だからこそ可能なコラボレーションであることを説明した。「過ち」は、番組の最後に発表された秋元康ソング大賞にも選ばれた。「稲垣さんがデビュー35年ですよ。つまり、僕が35年前に稲垣さんに書いた世界観と、今NMB48で活躍する山本彩がデュエットすることで、秋元康の世界がバトンタッチされる」と秋元はコメントした。

 番組の大トリには、指原莉乃が登場。指原は自身がセンターを務めるAKB48「恋するフォーチュンクッキー」を一聴した時、「こりゃ、ダメだ」と思ったと告白。しかし、秋元が指原に「この曲は流行るぞ」と予言しており、後にグループの代表曲となった。さらに、サビ前の<占ってよ>の歌詞は当初指原のソロパートではなかった。「あそこで一緒に大島優子ちゃんが歌ってたらそっちを(カメラに)抜かれる可能性があったんで、絶対に嫌で。どうしてもソロにしてほしいとお願いしました」と指原は語った。

 指原について秋元は「アイドル革命ですよね」と前置き、「70年代の山口百恵さんのアイドル、そこに小泉今日子という人が革命を起こしたんですよ。それに続く、アイドルの革命。なかなか、スキャンダルから勝ち上がるという。誰にでもチャンスはあるんだ。出る杭は打たれるが、出すぎた杭は打たれないように、指原先生は誰も文句言えない」と指原の功績を称えた。番組終了後、指原は秋元について「いまだに、学生時代の恋愛の曲を書き続けているっていうのがすごいなと思いますね」とコメントした。

向原康太

最終更新:6/4(日) 15:00
リアルサウンド

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